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IELTSスピーキングで知らない話題が出たときの対策3選を徹底解説!

こんにちは!

IELTSのスピーキング試験では、「そんなこと日本語でも答えられない…」というような質問をされることがよくあります。

 

例えば、試験官が「あなたの好きな花は何ですか?」と聞いてきたとしましょう。

しかし、花にまったく興味がない人にとっては 「好きな花?考えたこともない…」 となりますよね。

また、「最近読んだ本は何ですか?」と聞かれたときに、普段まったく本を読まない人なら、答えに詰まってしまうでしょう。

このように、自分の知識や経験と関係のない話題を振られることは、IELTSのスピーキングでは日常茶飯事。

 

今日は IELTSスピーキングで、知らない話題を聞かれたときにどう対応するべきかを、詳しく解説していきます。

 

今回の内容はYouTube動画でも詳しく話しているので、「動画で学びたい!」という方は下記からチェックしてください。


それでは、IELTSスピーキングで知らない話題を聞かれたときにどう対応するべきかを詳しく解説していきます。

 

本題に入る前に正木先生って?

正木先生

正木伶弥

・TOEFL120点、IELTS9.0、英検1級

・日本生まれ日本育ち

・高校と大学はイギリス

・大学在学中に英語指導資格であるCELTA取得

・IDP公式IELTS教員研修終了

・British Council 認定 IELTS Expert

・著書2冊出版

日本人で数少ないブリティッシュ・カウンシル公認のIELTS Expertである正木伶弥先生。

IELTS9.0・TOEFL満点・英検1級の実績がある正木先生が、自身の経験をもとにIELTS勉強法を語ってくれます。

 

IELTSスピーキングで黙ってしまうと減点になる

沈黙

IELTSスピーキングでは沈黙してしまうと、大きな減点対象になってしまいます。

 

「うーん…」「えーっと…」など考えこむ時間が長かったり無言になってしまうと、流暢さの評価が下がってしまいます。

わからない話題を振られても「何かしら話し続ける」必要があります。

 

そこで今回は、 知らない話題が出ても沈黙せずに対応できる3つの方法を紹介していきます。

 

この3つの方法を覚えておけば、本番で焦らずに対応できるようになるはずなので、ぜひ読んでみてください。

 

IELTSスピーキングで実際にあった「知らない話題」の例

議論

私自身も、IELTSのスピーキングを初めて受験したときに、衝撃を受けた経験があります。

 

スピーキングのパート1で、試験官から 「花について話しましょう」 と言われたのです。

「花?!」

私は花にまったく興味がなく、種類の名前すらよく知らなかったので頭の中が一瞬真っ白 になりました。

 

さらに、別の試験では「木について話しましょう」と言われたこともあります。

また、もっと一般的なトピックでも、「最近読んだ本は何ですか?」と聞かれたとき、そもそも読書の習慣がない私は答えようがないという状況もありました。

 

このように、IELTSスピーキングでは「自分には無関係な話題」や「知識がまったくないトピック」が出題されることが頻繁にあります。

こうした場面に出くわしても、焦らずに対応できるように、これから紹介する3つの方法をしっかり身につけておきましょう。

 

IELTSスピーキング対策1:答えられない理由をしっかり説明する

最もシンプルな方法は「なぜその質問に答えられないのかを説明する」というもの。

 

IELTSスピーキングでは「質問に対して直接的に答えること」が求められるわけではありません。

重要なのは「英語で話し続ける」こと。

 

例えば、試験官に「あなたの好きな花は何ですか?」と聞かれた場合、

「正直なところ、私は花にまったく興味がありません。子供の頃から自然にはあまり関心がなく、趣味もスポーツやゲームなので、花について考えたことがありませんでした。」

 

このように、自分の性格や趣味、育った環境を説明することで「なぜこの質問に答えられないのか」をしっかり伝えることができます。

ポイントは「ただ答えられません」ではなく「なぜ答えられないのか」を具体的に話すこと です。

 

また、IELTSの試験官は 決められた質問リストをそのまま読むルール になっています。

1つの質問に「私は花に興味がない」と答えても、次に「あなたの国で重要とされている花は何ですか?」といったように、花に関する質問が続くことがあります。

 

このような場合でも、「私は子供の頃から日本の文化に詳しくないので、あまり知らないのですが…」といった形で 自分の経験に基づいて答えられない理由を説明する と、会話がスムーズになります。

 

IELTSスピーキング対策2:「自分は答えられないけど、〇〇なら答えられる」と話す

friends

2つ目の方法は「自分ではなく、他の人なら答えられる」という形で話を広げることです。

 

例えば「最近読んだ本は何ですか?」と聞かれたけれど、自分は本を読まない場合、

 

「私は読書の習慣がないので、最近本を読んでいません。でも、私の兄は本が大好きで、毎週のように新しい本を読んでいます。彼にこの質問をすれば、きっとたくさんの本の話をしてくれるでしょう。」

このように、「自分は答えられないが、家族や友人なら答えられる」という話に持っていくと、スムーズに会話を続けることができます。

 

さらに、この方法を使うことで 仮定法(would や couldなど)を自然に使うことができる ので、文法面でも有利に進められます。

 

IELTSスピーキング対策3:質問を逆の視点から答える

3つ目の方法は「質問を反対の視点から考える」というもの。

 

例えば、

・「あなたが家族と一緒にするのが一番好きなことは何ですか?」

・「あなたの国の伝統工芸で有名なものは何ですか?」

と聞かれたとします。

もし家族とあまり仲が良くない場合、「好きなこと」を聞かれても答えにくい ですよね。

 

こうした質問で「特に思いつかない…」という時は、逆の視点から考えてみると答えられます。

「正直に言うと、私は家族とはあまり一緒に過ごすことがないので、好きなことは特に思いつきません。ただ、絶対にやりたくないことならあります。それは家族旅行です。なぜなら…」

 

このように、「好きなこと」が思いつかないなら、「嫌いなこと」を話すという方法も有効です。

IELTSスピーキングでは「正解のある答え」を求めているわけではないので、試験官の質問に直接的に答えられなくても大丈夫 です。

 

大切なのは止まらずに話し続けることです。

 

まとめ

IELTSスピーキングでは、知らない話題が出ても、止まらずに話し続けることが大切です。

 

① 答えられない理由を説明する

②「自分は無理だけど〇〇なら答えられる」と話す

③ 質問を逆の視点から考える

 

この3つの方法を活用し、どんなトピックが出ても自信を持って答えられるようにしましょう!

 

最後に

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2025/03/21

執筆者 この記事を書いた人:ryoto