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【TOEFL基礎知識】TOEFL iBTとTOEFL ITP 2つのテストの違いについてサクッと解説します。

TOEFLを受験する必要があるけど、そもそもTOEFLのことをよくご存知ではない方へ
TOEFLとは、そもそもどんなものでしょうか?

TOEFLは “Test of English as a Foreign Language(外国語としての英語のテスト)” の略称で、母国語が英語でない外国人の英語力を測るための資格です。

このTOEFLは、海外の大学や大学院に出願する際に求められるテストの一つです。

そんなTOEFLには、”TOEFL iBT” と “TOEFL ITP” の2種類のテスト形式があります。では、この2種類のテスト形式はどのような違いがあるのでしょうか。
今回はそれぞれの違いについて比較していきたいと思います。

TOEFLテスト2つの違いとは?

TOEFLには、現在iBTとITPの2種類があります。

iBT…Internetを利用して試験問題が配信されるテストで、受講の際にはコンピューターを使用します。
ITP…団体テスト向けで過去のPBTというテスト形式を再利用したペーパーベーステストです(Levelが2種類ありますがここでは主にLevel1を解説)。

一般的にTOEFLテストというと、今ではiBTを指すことが多く、全世界中のTOEFL受験者のうち96%はiBTテストを受験しています。

具体的に、iBTとITPの違いを説明していきます。

 

TOEFL iBTの概要

TOEFL iBTとは、”TOEFL Internet Based Testing” の略称で、TOEFLの新しい試験形式として2005年に導入されました。
TOEFL iBTは、コミュニケーションに必要な「読む」「聞く」「話す」「書く」の4技能を総合的に、公平性をもって測定されます。
iBTテストは、大学や大学院の出願に使用されるため、TOEFLテスト内で小論文を書くなど、どれだけ英語を「知っているか」ではなく「使えるか」に焦点が当てられています。

問題の分野は生物学から哲学まで多岐に渡るアカデミックな内容から出題されます。

 

TOEFL ITPの概要

TOEFL ITPとは “TOEFL Institutional Test Program” の略称で、過去のTOEFL PBTテスト(2017年7月に廃止)の問題をベースに作られたペーパーベースのテストです。
こちらのテストもiBTと同じように受験者の英語力を判断するテストとして高く評価されています。

TOEFL ITPはグローバル系の学部を持つ日本国内の大学やテンプル大学ジャパンキャンパスなどで

採用されており、このITP試験もまた、十分な英語力の証明になります。
しかし、海外の大学や大学院に採用される事は少なめです(Speakingがないのも原因かもしれませんね)。

受験料はiBTは235$(2020年9月時点)に対して、ITPは取り扱う団体の人数にもよりますが大体2500円~4000円程度なので、

受けやすさはITPでしょう。

また、iBTとITPは関連した問題もあるので、ITPを受験したら、iBTではこのくらいの点数だろうと換算する事ができます。
少しでも費用の節約を考えている場合は、留学先の教育機関などに、ITPが使用できるかどうか問い合わせてみてもいいでしょう。

iBT同様に、ITPも問題の分野は生物学から哲学まで多岐に渡るアカデミックな内容から出題されます。

 

問題の構成について

これらの試験の最も大きな違いは試験問題の構成です。

iBTは、Reading, Listening, Speaking, Writingセクションで構成され、4技能全ての英語力を総合的に判定します。
ITPは、試験順にListening, Grammar(文法),Readingの3技能で構成されています。

TOEFL iBTは、Reading,Listening,Speaking,Writingの4つの技能から構成されています。
TOEFL ITPは、Listening,Grammar, Readingの3つで構成されています。

TOEFL iBTは一般に、とても難しいテストと言われています。

Readingは大問2題~4題で長文が多く、Listeningも会話文やレクチャーがあり長い時間聞き取る力が求められます。

そしてアウトプットであるSpeakingやWritingの機会が少ないため、スコアをあげるには専門のトレーニングが必要です。

その上、TOEFL iBTは4技能すべてをパソコンで行うため、ある程度のタイピングスキルが必要とされ、

普段からパソコンを使わない方や、英語で話す習慣がない方にとってはTOEFL iBT は非常にハードルが高く感じます。

それに対して、TOEFL ITPは、Listeningは会話の一言に答えるといった短めな問題も用意され、Grammerは、

日本人が受けてきた英語教育の中で答えられる問題も多く、日本人が得意とされるパートです。

Readingに関しては、iBTほど長い文ではない為、実戦演習を重ね単語力を上げれば、高得点が狙えます。

なんと言ってもSpeakingがないので、アウトプットの機会が少ない日本人にとっては受けやすいと言えます。

iBTは試験時間が長い

TOEFL iBTは4技能分の試験があるため、試験時間もITPよりも時間が長くなります。

それぞれのテスト時間を見てみましょう。

iBT: 約3時間~3時間半(2019年8月改定後)
ITP: 約1時間55分

ITPも受験時間は2時間と長いですが、iBTはその倍の4時間なので、長丁場になります。
いずれにしても、日頃から英語に対する集中力、持久力をつけていくことが重要になってきそうですね。

 

結局ITPとiBTどっちを勉強すればいいの?

アメリカの大学に進学!

TOEFLを受験する目的は様々かもしれませんが、多くの方は海外留学を目的としているのではないでしょうか。
もし、留学を考えているのであれば、将来海外で生活することも踏まえ、iBTの勉強・対策をお勧めします。

と言うのも、ITPでは4技能の英語力判定は出来ないため、総合的な英語力の証明にはなりにくいです。
そのため、海外の大学は ITPスコアを受け付けてくれない大学が多いです。

海外のほとんどの大学では、iBTのスコアを求められます。
その為、TOEFLの勉強をする方はiBT対策をしていくことがおすすめです!!

 

TOEFLとTOEICの違いは?

よくTOEICとTOEFLの違いは?なんていう質問もよく受けます!

TOEIC:ビジネス英語を中心としたコミュニケーション能力を判断する試験
TOEFL:大学/大学院での留学志望者が学業についていけるかを判定する試験

内容としては必然的にTOEFL試験のほうがアカデミックな内容が多くを占めています。

TOEICは、ビジネス中心なので契約・会議・旅行・ショッピングなどの
仕事や日常のシーンを多く取り上げているトピックが多いです。

TOEFLは人類学、地学、生物学、歴史、天文学、文学などなど
いままで私たちが小・中・高・大学の授業内でやるようなトピックが全て英語出題されます!

高スコアを取るための必要単語数もTOEFLの方が多く幅広い英単語を理解する必要性があります。

また日本ではTOEICのほうが認知度は高いですが、TOEFLは「理解する能力」に加えて「アウトプットする能力」が必要とされるテストです。
実は世界的にはTOEFLのほうがポピュラーな試験になります!

 

まとめ

TOEFL iBTとTOEFL ITPのについて少しご理解いただけましたでしょうか?

iBTもITPも英語力は証明できます。
しかし、海外の大学では、iBTしか受け付けていないという大学も多いです。

もし受験を考えているのであれば iBTを受験することをオススメします。

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カテゴリー:

2016/04/26

執筆者 この記事を書いた人:Yohei Otsuka

YOHEI OTSUKA

イングリッシュイノベーションズの代表です。 ロサンゼルス、ハワイ、セブに滞在したことあり、アメリカではUCLAの授業を受講していました。アメリカ大学のレベルの高さに圧倒され、これを広めるために留学や英語学校を運営しています。