【IELTS9.0講師】IELTSリーディングの対策法をIELTS9.0講師が徹底解説!
こんにちは。
今日はIELTSリーディングの攻略法について詳しく解説していきます。
IELTSのリーディングは、出題形式や時間配分を理解し、戦略的に取り組むことが非常に重要です。
「文章が長すぎて最後まで読み切れない…」
「時間が足りなくて焦ってしまう…」
「どこを重点的に対策すればいいのかわからない…」
このような悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか?
この記事では、IELTSリーディングの試験概要、各パートの特徴、効果的な学習方法、スコアアップのための具体的なテクニックを詳しく解説します。
今回の内容はYouTube動画でも詳しく話しているので、「動画で学びたい!」という方は下記からチェックしてください。
初心者の方から、目標スコアを狙う方まで、誰でも活用できる実践的な対策法を紹介するので、ぜひ最後まで読んで参考にしてください!
本題に入る前に正木先生って?
正木伶弥
・TOEFL120点、IELTS9.0、英検1級
・日本生まれ日本育ち
・高校と大学はイギリス
・大学在学中に英語指導資格であるCELTA取得
・IDP公式IELTS教員研修終了
・British Council 認定 IELTS Expert
・著書2冊出版
日本人で数少ないブリティッシュ・カウンシル公認のIELTS Expertである正木伶弥先生。
IELTS9.0・TOEFL満点・英検1級の実績がある正木先生が、自身の経験をもとにIELTS勉強法を語ってくれます。
IELTSリーディングの試験概要とは?基本を理解しよう!
IELTSリーディングの基本構成
IELTSリーディングの試験は、3つの長文を読み、それぞれの文章に対して問題を解く形式になっています。
試験時間は60分で、合計40問が出題されます。
問題数に対して制限時間が短いため、時間配分を考えながら進めることが大切です。
長文ごとの問題数と出題形式
IELTSリーディングでは、長文ごとに問題の配分が決まっています。
一般的な構成は以下の通りです。
長文 | 問題数 |
長文1 | 13問 |
長文2 | 13問 |
長文3 | 13問 |
長文の問題が3つ出題されて、合計40問になっています。
長文ごとの難易度はどう決まる?
「長文1が一番簡単で、長文3が最も難しい」と言われることが多いですが、実際には必ずしも固定されているわけではありません。
✔ 1つの長文は比較的簡単であることが多い
✔ どの長文が簡単かは試験ごとに異なる
✔ 個人の得意・不得意によって、難易度の感じ方が変わる
例えば、専門知識のあるトピックなら簡単に読めることもありますが、全く知らない分野の文章が出ると、読むのに時間がかかることがあります。
出題されるトピックは?どんな分野の文章が出る?
IELTSリーディングでは、アカデミックな内容の長文が出題されます。
そのため、普段から 英語の学術的な文章に触れておくことが有効です。
具体的なトピックの例を挙げると、以下のようなものがあります。
✔ 生物学(昆虫の生態、動物の行動パターンなど)
✔ 天文学(惑星や宇宙に関する研究)
✔ 社会学(文化、歴史、人口動態など)
✔ 経済・ビジネス(市場動向、経済成長など)
毎回異なるジャンルの文章が出題されるため、特定の分野だけを勉強するのではなく、幅広い分野の文章に慣れておくことが大切です。
IELTSリーディングのスコアを伸ばすための戦略とは?
目標スコアを設定しよう!
IELTSリーディングでは、以下のようにスコア目標を立てると良いでしょう。
正解数の目安 | バンドスコア |
39〜40問 | 9.0 |
37〜38問 | 8.5 |
35〜36問 | 8.0 |
33〜34問 | 7.5 |
30〜32問 | 7.0 |
27〜29問 | 6.5 |
23〜26問 | 6.0 |
多くの方が目標にしているスコアである6.5〜7.0を目指すのには、40問中25~30問の正解すれば、希望スコアを取得できます。
最も効率的な解き方は?
IELTSリーディングのスコアを効率よく伸ばすには、3つの長文のうち2つを重点的に解く方法が効果的です。
3つの長文の中で最も簡単なものを、全問正解するつもりで解く
↓
もう1つの長文で、できる限り正解数を増やす
↓
最も難しい長文は最低限の点数を狙う
このように 解くべき問題に優先順位をつけることで、効率的に目標のスコアを目指せるようになります。
ILETSリーディング問題形式ごとの攻略法!必ず対策すべきポイントとは?
IELTSリーディングにはいくつもの問題形式があります。
その中でも、特に頻出する問題の攻略法について詳しく解説します。
穴埋め問題(Sentence Completion)の攻略法
✔ 問題の空欄の前後を確認し、本文と同じ意味の単語を探す
✔ パラフレーズ(言い換え表現)に注意する
✔ 各パラグラフの冒頭や最後に答えがあることが多い
穴埋め問題では、問題の空欄の前後を確認し、本文と同じ意味の単語を探すことが重要です。
また、言い換え(パラフレーズ)の表現も頻繁に使われるため、注意しながら回答する必要があります。
穴埋めでは、各パラグラフの冒頭や最後の文に答えがあることが多いので、そこを意識して読むと正答率が上がります。
選択式問題(Multiple Choice)の攻略法
✔ 選択肢を先に読んで、何が問われているかを把握する
✔ 本文のどこに答えが書かれているかを見極める
✔ 消去法を使い、明らかに違う選択肢を排除する
選択式の問題では、選択肢を先に読んで、何が問われているのかを把握することが大切です。
本文のどこに答えが隠れているのか素早く見極め、明らかに間違っている選択肢を排除していくことで、正しい答えを選びやすくなります。
ヘディング問題(Matching Headings)の攻略法
✔ 各パラグラフの主旨を理解することが大切
✔ 最初と最後の文に注目し、要点をまとめる
✔ すべての選択肢を一度読んでから選ぶ
ヘディング問題は苦手な人が多いですが、文章の構成を意識することでスムーズに解けるようになります。
最初と最後の文に注目し、要点をまとめることで適切な見出しを選びやすくなります。
また、すべての選択肢を一度読むことで、より正確に解答できるようになるかと思います。
まとめ:IELTSリーディングで確実にスコアアップするために
IELTSリーディングは しっかりとした戦略と学習法を身につければ、確実にスコアを上げられる試験です。
✅ 試験時間は60分、合計40問出題されることを把握する
✅ 3つの長文のうち、2つに注力し、1つは最低限の正解数を狙う
✅ 穴埋め問題・選択問題・ヘディング問題の攻略法を身につける
✅ アカデミックな英語の文章に日頃から触れ、読解力を鍛える
試験時間60分で、合計40問が出題されるIELTSリーディング。
3つの長文のうち、2つに注力することで狙ったスコアが取れやすくなるかと思います。
最後に
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