English Innovations スタッフブログ

【2022年度版】IELTSリーディング、初心者のための最速勉強法

IELTSリーディングの勉強法

日本の英語教育をしっかりやって来なかった人にとっては、とにかく文章や設問が難しく感じるこのりーディングセクション。もっとも高い壁に感じる人も多いのではないでしょうか?

ここではIELTSのリーディングパートを最速攻略するための勉強法を、問題構成や、目標バンドスコアを取るまでに必要な正答率、問題を入手するおすすめの方法なども含めながら紹介してきたいと思います。

リーディングが一番最も得意という日本人は多い

IELTSパッセージ

日本人が最もスコアを取りやすいというリーディング。IELTSが出している公式スコアでも日本人の平均スコアの中で唯一6.0を超えているのがリーディングです。

Listening 5.91
Reading 6.11
Writing 5.38
Speaking 5.58

しかし、平均スコアが高いからといって簡単というわけではありません。おそらく初めにIELTSのパッセージを読んだみた人の多くがこう言います。

「時間内に解くことが出来ない」
「何をいってるかわからない」

問題のタイプも多く、文字数も多いリーディングセクションは、読み方や設問を解くコツを身に着けることがとても重要になります。

しかし、ご安心ください。そんなあなたでも、文章がすべて理解出来るようにはならないかもしれませんが、目標のバンドスコアは達成できます。

YOHEI社長
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IELTSリーディングは効果的な勉強方法が有ります。まずは、どのような問題形式・傾向があるのかを理解するところから。効率を重視して勉強していきましょう。

IELTSの基本的な勉強法はこちらから。リーディングセクションだけでなく、バンドスコア6.5から7を取得するための勉強の流れを紹介しています。

IELTSリーディングの問題構成

IELTSリーディングのテスト内容

まずは、問題構成を理解しましょう。IELTSリーディングセクションの問題形式と、試験時間は下記となります。

  • 試験時間 :60分
  • 形式 :ペーパーベース or コンピューターベース(どちらかを選択)
  • 問題文文章 :3つ
  • 問題数 :40問(各問題文文章ごとに13~14問)
  • 文字数 :各問題文800文字~900文字程度
  • 問題傾向 :文章は様々な専門分野に関する記事(新聞、雑誌等)や、書籍などから転記されたもの(文章自体は専門家ではなく一般向けの内容)専門的なトピックの場合、注釈がつくこともあります

IELTSリーディングで出題される問題のタイプ

IELTSリーディングにはかなり多くのタイプの問題があります。IELTSの運営会社であるIDP Educationの公式サイトでは、リーディングの問題タイプを14個に分けて紹介しています。

英語ですし恐らく読んでもピンと来ない人が多いかと思いますが、一応並べておきます。無論、覚える必要もありません(^o^)

・Multiple Choice
・Identifying Information (True/False/Not Given)
・Identifying a Writer’s Views/Claims (Yes/No/Not Given)
・Matching Information
・Matching Headings
・Matching Features
・Matching Sentence Endings
・Sentence Completion
・Summary Completion
・Note Completion
・Table Completion
・Flow-chart Completion
・Diagram Label Completion
・Short Answer Questions
・Sentence Completion
・Note Completion
・Table Completion
・Flow-chart Completion
・Diagram Label Completion

上記の様にいくつも有りますが、必ず出題される基本形はざっくり次の3つです。

文章が合っているかを確認する問題

文章の内容と一致するか否かの正誤を判断する問題、TRUE / FALSE / NOT GIVENで回答。(YES / NO / NOT GIVENの場合もある)
設問の情報が正しければTrue、間違っていればFalse、その情報が本文に含まれていなければNot Givenとなります。

穴埋め問題

文章中の単語を使って、要約文や表などの穴埋めをする問題です。恐らく一番時間をかけずに回答できるパートです。

書かれいてる情報の場所を探す

問われている情報がどこのパラグラフに書かれているのかを回答する問題。答えはそれぞれのパラグラフの番号ABC,,,で答える。
このタイプの問題形式をマッチング問題と言いますが、いろいろな種類があります。

しかし、この辺は過去問を一回でもやれば、なんとなくイメージつくでしょう。習うよりも慣れろ、です。

YOHEI社長
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特有な問題形式のため、高スコアを取るためには必ず試験なれ、対策が必要です。

目標のバンドスコアを取得するために必要な正答数を知る

過去問を解くにあたって、40問中、何問の正解が出来れば、目標を達成できるのかは常に把握しておきましょう。「読むスピード」「正解数」を上げていくことは長く勉強を続けるモチベーションに繋がります。

リーディングの模試で目指す正答率

バンドスコア必要な正答数
5.015-18問
5.519-22
6.023-26
6.527-29
7.030-32

IELTSリーディングの勉強方法5つのポイント

IELTSリーディングの対策方法

それではここで、IELTSリーディングのスコアを上げるために、効果的な勉強法を5つ紹介します。ただ、目標もなくひたすら読むだけでは遠回り、ぜひ読んでから勉強を始めましょう。

リーディングの勉強法①:読むスピードを上げる

IELTSリーディングの勉強法①:読むスピードを上げるには

早く文章を読む、英語の文章を読み慣れるには、英文を英語のまま理解し、読む時間を短縮する事が重要となります。そのためには練習が必要となります。最初は、英文を日本語に訳そうとしてしまうと思いますが、可能な限り英文を英語で理解できるように読んでいきましょう。

しかし、練習で読む文章はIELTSの問題文そのものである必要はありません。むしろ、はじめは自分に興味のあるトピックの記事や、小説で問題ありません。まずは楽しんで読み進めていけるトピックであるものをまず選びましょう。

YOHEI社長
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早く読めれば、その分、設問を解く時間を増やすことが出来ます。

①自分のレベルにあった文章を選ぶ

例えば小説であれば1ページ読んで、内容が50%以上理解できないのであれば難しすぎます。最低でも70%は内容が分かるものを探して読み進めていきましょう。
読むものを徐々に難しいものにしていき、読めるトピックの幅を広げていくように練習をしていきましょう。

文章力がついてきたら、毎日1パッセージでも良いので、過去問を読み回答するようにしましょ。

時間を測り、毎日読む

次に読む時間を決めてください。毎日20分なら20分と決めて、時間を測って読めるだけ読んでください。この時に大事なのは、読んでいて分からない単語が出てきても、そのたびに読むのを止めて辞書で調べないこと。分からない単語には印をつけておいて、後で見直しましょう。

この時、時間内に読めた文章量をチェックしておくと、読む速度が早くなっていく進捗が確認できるので、モチベーションが上がります。

YOHEI社長
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IELTSの問題は1パッセージ800から900文字を20分で読み、13、4問に回答する必要が有ります。意識しましょう!

繰り返し読む

1回は読み流すのですが、単語の意味をすべて理解した上で、再度繰り返し読んでください。これは文章の内容を楽しむという効果の他、文章の中で出てくる単語を単語帳と付け合せていくことで、単語と出会う回数を増やすのに有効です。

リーディング勉強法②:設問を先に読む

リーディング勉強法②:設問を先に読む

リーディングの試験が始まったらまずは設問をすべて読みましょう!どんな質問がされているのかを簡単に理解しましょう。

どの問題も、回答は必ず本文の中にあります。問題のキーワードに印をつけ、その後本文を読み、同じキーワードと思われるものに印をつける、代名詞が何を表しているかをメモする、というように文章を読み解きやすい用にメモを取りながら読み進めましょう。

例え問題の答えと思われるものが知らない単語だとしても、前後の文章から答えと思われるものが見つけることができれば、それを正しく書き写し、すべての回答欄を埋めましょう。スペルが間違えていたり、読めないと不正解となりますのでスペルに自信がない単語を書き写す時は特に注意してください。

また、上記のIELTS特有の問題では、文字数などの規定を正しく読んで正しい回答の方法で回答をしましょう。

True/Falseの問題をYes/Noで回答していまうと、もちろん不正解となります。

たとえ時間がなく焦っていても、問題の指示を正しく理解しましょう。当たり前のように思えるかもしれませんが、実際のテストではいつも出来ていることが、できないことは多々あります。
普段から試験と同じように時間を意識して、練習問題を解くことが重要です。

リーディング対策③:パラグラフリーディングで要点をつかむ

書類

IELTSのリーディングは、先程もお伝えした通り、まずは全ての設問に目を通しどんな質問内容なのか、また問題文にはどんなことが書かれているのだろうと予測するのが重要です。

その際に、解答を導きだすうえで、設問のどの部分がキーワードになっているか、あらかじめ印をつけておくことが重要となります。

次に、パラグラフリーディングを下記のように行います。

・文章全体、各段落の冒頭と最後の2~3文を読む

パラグラフリーディングを行う目的は、文章全体、各段落の要点をつかむために行います。パラグラフリーディングを行う部分に関しては、意味を深く理解するために多少時間をかけても良いと思います。逆に、ここでしっかりと要点をつかまないと、設問に答える段階で余計な時間がかかることになります。

要点をつかんだ後に、設問に対しての答えが書いてあるであろう箇所を読みながら印をつけ詳細をつかんでいくと、全文読まなくて答えが導きだせるようになると思います。

リーディング対策④:答えのある場所の法則を理解する

辞書

IELTSのリーディングにおいて重要なのはどれだけ早く正確に、設問に対する要点箇所を見つけて読めるかです。

問題の答えがある場所は、問題で出題される順番どおりに並んでいます。つまり、パッセージごろに13問の問題があるとして、1番目に出てくる問題の解答は文章中の一番はじめに出てきます。この法則を理解していれば、解答の場所を速やかに探し出すことが出来るでしょう。

YOHEI社長
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意識して問題を解くことで、素早く解答できるように慣れていきましょう。

リーディング対策⑤:文章の流れを表す副詞に注目しよう

リーディング対策⑤:文章の流れを表す副詞に注目しよう

問題文には、文章の流れを示す副詞が使われています。

<原因や結果を表している場合>
例)accordingly 、consequently、therefore、thus

日本語での例文で表記すると下記のような形となります。
「朝、30分寝坊してしまった。それゆえに、学校につくのが30分遅れてしまった」

結果:学校につくのが30分遅れてしまった
原因:朝、30分寝坊してしまった

原因と結果を結びつけるのが副詞が「それゆえに」です。

上記は一例ですが、副詞に着目して文章を読むことにより文章の前後の流れをつかむことに役立ちます。

IELTSの演習問題の入手方法

IELTSの問題

リーディング力を上げるためには読む数を重ねる必要がある訳ですが、IELTSの過去問はそれなりに料金がします。ケンブリッジ出版のものだと1冊で5,000円前後はしてしまいますし、日本のものでも3,000円はかかります。

スピーキングやライティングの問題は過去問を模索して作るのが簡単なので、多くの学校や講師が独自に作り似たような問題はインターネット上に多く転がっています。しかし
リーディングは作るのが簡単ではないため、なかなか見つからない上、質もいまいちなものが多いです。

結果、お金をかけて購入するか、IELTSスクールに通うのが継続的に学習素材を入手する方法かと思います。

一応、参考までにIELTSの参考書の探し方は別ページで紹介しています。

IELTSリーディングの単語対策

IELTSリーディングの単語対策

英語を理解する上ではもちろんですが、リーディングで特に重要となるのは単語力です。

読解力+単語力=速読力です。

単語の覚え方は数多くあり、人によって覚えやすい方法は異なると思いますが、ここでは2つの暗記方法をご紹介します。

文章で覚える方法

単語を覚える女性

この方法は単語の意味だけでなく、使い方に重点をおいた暗記方法です。慣れるまでは日本語で意味を書いても問題ありません。ただし品詞を必ず書きまた自分で作った例文を考えて書きましょう。

もし類義語、対義語を知っている場合はそれも書いておく。

そうすると1つの単語で2つ、3つの単語を覚えることができたり、すでに類義語、対義語を覚えている場合、使い方もわかっているので文章の中で使うことも簡単!

品詞を書くことで、この単語が文章のどの位置で使えるのか、ということも覚えることができます。

例文は自分で作成することで使い方も同時に覚えることができるので、単語を覚えるだけでなく、
文章の中で英語を使いこなすことができるようになる方法です。

例 :Approximately

品詞
Approximately(Adv)

類義語

About, almost, roughly

意味

used to show that something is almost, but not completely.おおよそ

例文

The number of students at English Innovations is approximately 300.

この方法では何度も単語を書いて覚えるということはしません。例文をそのまま覚えるイメージで単語を覚えていきます。

(ただし単語帳を作るのには少し時間がかかります)

フラッシュカード

IELTSの学習

フラッシュカードは古典的な方法と思うかもしれませんが、単語力アップにつながりやすい方法でもあります。

表面には覚えたい単語、裏面には意味(できれば英語)類義語、対義語、品詞を書いて覚えるというものです。

最近では携帯電話のアプリなどもあり、携帯電話さえあれば自分用のフラッシュカードを作ることもでき持ち運びも簡単にすることができます。問題を解いたり、文章を読みながら分からない単語が出てくれば調べてアプリにメモしていくというのもいいのではないかと思います。

ただし文法を理解し、品詞の使い方がわかっていないと単語の使い方を覚えることが難しいので、リーディングで出てくると意味は分かるが、ライティングでは使えないといったことがおきることがあります。

家で学習する際は、文章で覚える方法の単語ノートを作り移動時間ではフラッシュカードで覚えるというように、2つの方法を組み合わせて単語を覚えることでより効果的に単語を覚えることができます。

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2020/07/27

執筆者 この記事を書いた人:Yohei Otsuka

YOHEI OTSUKA

イングリッシュイノベーションズ代表取締役CEO。2005年に渡米、留学会社を現地で設立。日本帰国後、2014年に当校を設立。現在は日・英・比で学校運営に携わる。2022年にはIELTSの運営会社であるIDP Educationと共著でIELTS公認問題集を出版。

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