失敗しないIELTS学校・塾選び【授業スタイル、料金比べてみました】
IELTSの受験者数は世界で年間350万人以上!日本でも5万人を超え、受験者は増加傾向。この増加に伴い、日本ではIELTSを指導するスクールや塾の数も年々増えてきています。
そこで、今日は、IELTSの学校の選び方について徹底的に分析、解説していきたいと思います。最後まで読んでいただければ自分にあった学校選びの参考にして頂けると思います。
IELTSのスクールについて解説する私について
解説するのは自分、YOHEIです。
2005年にアメリカで留学エージェントをはじめた時から、世界2000校以上の大学や語学学校を訪れ、提携してきました。つまり英語学校を見る目は肥えていると思います。
2014年には自らでも英語試験の対策スクールを運営し、2022年にはIELTSの公認テストガイドを運営団体であるIDP Educationさんと共に出版しています。
今回はこの様な過去、自分自身の学習経験などを元に「失敗しないIELTSの学校を選ぶためのポイント」をお伝えしたいと思います!
なぜ独学ではなく、学校・塾に通うのか?目的を再確認
IELTS対策をどこのスクールでするのか?
どこが一番良いのか?と聞かれると、とても困ります。自分でも学校をやっている自分ですら、回答できません。
それは人によってもオススメのスクールが異なるからです。
とにかくお金があって、最短距離でスコアを上げたい社会人の方。
数年かけて対策に時間をかけれる高校生。
両者でも勉強の仕方は変わってくるでしょう。場合によっては独学を勧めることもあります。
よってスクール選びをするにあたって、先に考えてもらいたいのは、自分が何を求めてスクールに通いたいのかを明確にしておくこと。これが大切です。
私が学校に通った方が良い、と思う理由は以下の5つです。
- ネイティブチェックを受けれる
- ストラテジーを効率的に学べる
- 学習のリズムを作れる
- 周りに一緒に勉強する仲間を作る
- 対策教材が手に入る
IELTS対策は独学でも出来るのか?
IELTSに関わらず、英語試験は基本、自分との戦いです。
もちろん、独学でもできない事はないですが、スピーキングやライティングセクションがあるため、どうやってスコアを上げていくのかイメージできない人も多いと思います。
バンドスコアで言えば5ぐらいまでは、しっかりと対策本を読んで、独学でも出来るかと思います。しかし、それ以上となるとネイティブ講師のサポートがあったほうが対策スピードは早いと思います。
独学だと、ライティング、スピーキングの採点が出来ません。自分の答えが正解なのか?答えられているのか?分からないので、勉強をしていてもどこかでつまづいたり、スコアに伸び悩んでしまうことがあります。
また、講師は攻略ストラテジーを教えることだけを試験対策のプロです。当然、自分でやるより効率的に学べることでしょう。
さらに言うと、一緒に学ぶ仲間も重要。IELTSの勉強は数週間で終わるものではありません。目標スコアにもよりますが、1年、2年時間かける人も少なくありません。仲間と一緒に学ぶのはモチベーション維持にも繋がることでしょう。
独学で勉強したい人はこちらも参考になさってください。
IELTSスクール・塾の授業料金の相場・比較
学校に通うとなると当然のことながら、お金が掛かります。なので、予算ありきで学校えらびをする人がほとんどですよね。
よって、IELTS講座をもつスクールの料金を調べてみました。基本、高い安いの比較がしやすい様に1時間単位の単価を比較してみました。
前提として、日本には英語の学校は多く存在しますが、IELTSコースのある学校はさほど多くはありません。理由は単純で、指導する講師にも専門的なスキルを要するからです。よって総じて言えることは、授業単価は他の試験対策コースと比べても少し高めの傾向です。
上の表の通り、料金は2,000円から13,200円までと幅広いです。大きく違うのは授業形態。マンツーマン形式で提供しているスクールとグループとで大きく異なります。
マンツーマンレッスンを提供している学校は1時間単価で計算すると7,425円高いと3万円を超える学校も有りました。
一方、グループレッスンで指導している学校は2,000円からあります。
マンツーマンとプライベートレッスンはどちらが良いか、それぞれのメリット・デメリットがあるので、しっかりと考えて決めたいところですが、価格だけで言えばグループレッスンの方が安価になりそうです。
プライベートかグループレッスンか?
グループレッスンとプライベートレッスンのメリットデメリットについて考えてみましょう。
プライベートの最大の魅力はフレキシブルな点かと思います。ビジネスマンでスケジュールが柔軟に変更出来ない人には良いかと思います。
また、個人のレベルに合わせて、きめ細かく指導してもらいたい人にもマンツーは適しているかもしれません。
しかしどうしてもプライベートは値がはるので、授業の受講時間がどうしても短くなります。
受験英語なら良いのですが、IELTSの対策をする上では、長時間英語に触れるていうことがスコアアップの鍵の一つになります。特に日本人はネイティブと会話をしてきた時間が圧倒的に少ないため、リスニングもスピーキングもハンデが有ります。
よって自学習をうまく組み合わせてネイティブ英語に触れ、英語脳を自分で作っていく必要があります。
さまざまなIELTS学校・塾のスタイル
しかし当然、学校と一言に言っても、それぞれにスタイル、レッスンスタイル、授業時間、料金とさまざまな違いがあります。という訳で、その辺の違いについて触れていきたいと思います。
考えるぺきポイントは4つあります。
- マンツーマンかグループか
- 日本人講師が良いかネイティブ講師か
- コーチングスタイルか指導型か
- オンライン英会話はどうか
どれが良いか、ではなく、どれが自分に合うかが大事だと思います。それぞれどんな特徴があるのかみていきましょう。
マンツーマンかグループか
IELTSの学校・塾を選ぶ上で、マンツーマンかグループレッスン形式の学校に通うかは迷うポイントだと思います。
マンツーのメリットは、一人ひとりの学習進捗に合わせてカスタマイズしてくれること、また単純にマンツーであるが故に会話量が増える事がメリットでしょう。
しかし、当然、費用は高くなります。また、グループと比べて授業時間は短かくなってしまうので、会話密度は増えても、英語に触れているトータルの時間は減ってしまうかもしれません。
一方で、グループの場合、基本は講師の費用を、参加者みんなで割っているため、比較的授業料は安い傾向にあります。
また、授業参加する仲間同士で切磋琢磨できることもメリットとして挙げられます。他の生徒の意見を聞くことができるので、スピーキングやライティングで自分以外の意見や解き方などを聞き、自分では出てこないアイディを得ることができるかもしれません。
日本人講師かネイティブ講師か
学校を選ぶポイントとしてまず考えて欲しいのは、講師が日本人かネイティブか。
これは、結論、ことIELTSのハイスコアを狙うのであれば、ネイティブの講師から指導を受ける方が良いと思います。
無論、日本語で聞き、日本語で質問ができるので授業の内容を理解をすることは簡単でしょう。しかし、日本語で指導を受けても、授業中にリスニングやスピーキング力を伸ばすことは難しいでしょう。日本人から学ぶのであれば、ここは「スコアを取るための対策法を知る」という事に徹するのが良さそうです。
一方で、ネイティブ講師による英語の授業はどうでしょうか?
もちろん、授業は英語ですから皆さん不安に感じるのは、授業についていけるのか?理解ができるのか?ということでしょう。英語で英語を習うので、分からない時にはどうしたらいいのか?と戸惑ったりもしてしまいそうです。
実際、英語での授業は慣れるまで時間はかかります。しかし、ことIELTSのスコアアップという意味では英語での授業の方が最終的にメリットの方が大きくなると思います。授業も自分からの質問もすべて英語になりますので、授業を通じてリスニング力やスピーキング力もつくからです。
また、授業に徐々に慣れて、英語を英語で習うということに抵抗がなくなってくると英語に対する理解度が高くなります。
皆さんは海外の大学でついていけるだけの英語力をつけたいのですよね?留学後もしかり、高いレベルを目指すのであればあるほど、英語は英語で理解する必要がいずれにせよあるのです。早い段階で英語脳にしておくことをおすすめします!
オールイングリッシュの授業を体験してみたい方は、当校でもやっておりますので、ぜひ体験してみてください。
コーチングスタイル授業か指導型か
最近ではコーチング型のスクールも出てきています。コーチングスタイルでは主に、勉強の仕方を教えてくれる、または勉強習慣を作ってくれるお手伝いをしてくれるというのがメリットでしょう。
- ・専属コーチがついてマンツーマンで学習サポート
・生徒に合わせて効率的に英語習得できるオリジナルカリキュラムを作成
・レッスン以外の日にもメールなどで情報交換およびサポート
と言ったサポートが全面に出ています。
レッスンはマンツーマンかもしくは少人数制で行われ、試験なども定期的に受けて成果を確認し、結果に応じてさらにその後のレッスンプランを作成していくというようなスタイルです。専属のコーチがつくので相談もしやすく、勉強方法もサポートしてくれます。
しかし、基本コーチはマンツーマンだし、時間単価が高い傾向にあります。また、普段からの自分自身のマネージメント能力も問われます。
レッスンプランを作ってもらっても、それをするのは自分自身ですので、意識を高く持ちモチベーションを維持するには自分自身のマネージメントが必要となります。
一方、指導型については、授業に参加すること自体がペースなので、基本は通って、ちゃんと聞いていればスコアは上がるようにカリキュラム化されています。よって質の良し悪しはあれど、基本は学校任せにしておけば良いかと思います。
オンライン英会話で学ぶのはどうか?
最近では海外の学校がオンラインで授業を提供していたりします。基本、オンライン=インターネットでSkypeやZOOMなどを通して授業を行うのが一般的です。
講師は多くの場合、フィリピン人が多く、アメリカ人などネイティブスピーカーの場合もあります。
メリットはずばり、ズバリ費用と時間でしょう。学校にもよりますが、通学型よりは安く、また時間も好きに選ぶことが出来ます。24時間いつでも講師の空きがあれば予約ができるというものもあります。英語を手軽に触れたい、仕事時間の終わり遅い方、シフト制の方などには適していると言えます。
ただし、基本的には講師がIELTSのノウハウをもっているか、というとここはクエスチョンです。一般的なオンライン英会話の場合、ただ英語が母国語であれば講師にはなれます。英語の指導には慣れている講師もいますが、IELTSの試験に精通している人は希少です。
よって、オンライン英会話は単に、「英語の流暢さ」を上げるという目的のため、補完的に利用するのが良さそうです。
短期講習も効果的
自分でペースを作るのが苦手な人は、スコアが取れるまでの間は学校に通い続けるのがオススメですが、もし、出来るだけコストを抑えたい。もしくは攻略テクニックだけを短期間で学びたいという方は短期講習もおすすめです。
これは2日間や5日間といった短い期間で1日8時間などの授業時間を設け、ほとんどが同じ場合・同じメンバーで、短期間に集中して行うレッスンのスタイルです。
集中して短期間で英語に長時間触れることができるので、早急にスコアを上げたい場合、追い込みをかけたい場合などに向いています。
多くの学校さんが、GW・夏休み・年末年始などの長期休みを利用して短期講習を開催するところが多く、時間を有効に活用することができます。
まとめ
最後に宣伝です。当校、イングリッシュイノベーションズでは、IELTSの専門的な指導ができるネイティブスピーカーの講師陣が正しい知識と攻略法で、最短でのスコアアップをサポートしています。を提供しています。
もし、学校に通う事を検討されている方は一度無料体験レッスンを受けてみてください。学校でしか学べないことがわかり、学校に通う必要性を感じることができると思います。
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