【留学希望者必見!】必要な英語資格のTOEFLとIELTSどちらを受験するべき?違いを解説します
大学などの交換留学を考えている人は、留学するために一定数の英語のスコアが必要なことは知っていますか?
日本ではグローバル化が進み、日本の大学は海外の大学と協定を結び、年々留学がしやすい環境が整ってきています。
海外との提携校が増えるにつれ学内選考も激戦になっており求められる条件も高くなっています。
今回は大学での交換留学を考えている人に向けて必要な資格について徹底解説したいと思いいます!
- 目次 -
留学にはどんな英語資格が必要?
日本にいくつかある留学制度の中で、費用を抑え長期で留学ができる・大学4年で卒業ができる交換留学は、学生にとってできることならチャレンジしたい留学制度だと思います。
ただ、ほとんどの交換留学には選考に条件があり、
・成績(GPA)
・一定基準を満たす英語力(TOEFLやIELTSのスコアなど)
・望動機などを記述した作文
・学部学科・指導教員からの推薦
などがあげられます。
必要な英語資格とは、TOEFLやIELTSのことをいい、ほとんどの大学がTOEFLやIELTSのスコアを求めてきます。
しかし、TOEFLやIELTSのスコアは獲得することが難しく、交換留学の選考期日までにスコアが間に合わなかったという理由で断念してしまう声を聞きます。
TOEFL・IELTSはどんなテスト?
実際に必要な英語資格であるTOEFLやIELTSはどんなテストなのか?どのくらい難しいのか?についてお話しします。
先ほどもうしあげたように、日本の大学のほとんどが求める英語レベルをはかる試験にはTOEFLとIELTSの2つになります。
TOEFLとはどんなテスト?
TOEFLの試験は、2つのタイプに分かれており、iBT(Internet Based Testing)とITP(Institutional Testing Program)があります。交換留学で使用するのは基本的にiBTの方で、海外やアメリカの2,4年制大学/大学院/専門学校進学に使用される試験になります。試験内容は4技能(リスニング・リーディング・ライティング・スピーキング)の試験を実施します。試験は全てコンピューター上で行い、スピーキングも出てきた出題内容に対して自分の答えを制限時間内にヘッドマイクで話す形式になります。各セッション最高30点のトータル120点満点でテストはトータルで4時間(途中に10分間の休憩あり)行います。
もっと詳しくTOEFLについて知りたい人はこちらの記事をチェックしてください!
IELTSとはどんなテスト?
IELTSとはInternational English Language Testing Systemの略で、ケンブリッジ大学英語検定機構、ブリティッシュ・カウンシル(英語文化振興会)IDP Education(国際教育サービス事業) の3つの団体によって協同で運営されています。イギリス、アメリカ、オーストラリアなどの140カ国以上の教育機関、国際機関、政府機関で採用されている世界的に認められた英語運用能力試験です。試験内容は4技能(リスニング・リーディング・ライティング・スピーキング)の試験を実施します。TOEIFLとの違いはペーパー受験・コンピューター受験どちらかを選択して受験できること、スピーキングが対面で行います。スコアは0~9.0まで0.5刻みで評価され、問題数が40問あるので、その正解数によってスコアが何点になるかを知ることができます。
※今回の記事ではアカデミックモジュールとして説明しています
もっと詳しくTOEFLについて知りたい人はこちらの記事をチェックしてください!
以下の表は英語資格の換算表になります。
国や海外大学によって異なりますが、表よりTOEFL 72-94/IELTS 5.5-6.5 のスコアを選考条件の基準で求めているところが多い印象です。
もちろんそれ以上それ以下の学校もあるので、大学側がTOEFL or IELTSどちらかの基準点を満たすことを条件としている場合は自分がスコアを取りやすい方を受けることをおすすめします。
TOEFLとIELTSの比較・違いを解説!
TOEFLとIELTSについて説明してきましたので、実際どちらが受験者側にとっていいのか比較してきます。
受験日程・申し込み方法
申し込み方法はどちらもインターネットからになります。
TOEFL
月3-6回、年間50日以上、土日中心に実施(自宅受験は週4日24時間体制)
インターネット申込と電話申込の締切は、テストの7日前(中6日)まで
IELTS
月4回(ペーパー受験)、月10日程度(コンピューター受験)
筆記テスト5日前の12:00(正午)
▲日本英語検定協会の情報を参考
※現在IELTSは、英検、IDP、JSAF、British Councilの4つの団体により運営されており、それぞれ受験できる日程や申し込み締め切りが異なります
受験料はTOEFL iBTがUS$285(US$245+手数料US$40)、IELTS は25,380円とTOEFLの方が高くなります。
試験内容と試験時間
どちらも4技能(リスニング・リーディング・ライティング・スピーキング)です。
TOEFL
Reading:54-72分 /問題数3-4パッセージ
Lisning:41-57分/講義3-4題・会話2−3題
Speaking:17分/4問
Writing:50分/2問(20分・30分)
合計約3時間(途中10分休憩あり)
IELTS
Writing:60分(Task1は20分・Task2は40分)/2問(最低150,200文字)
Reading:60分 /3セクション40問
Lisning:30分+10分(記述時間)/4セクション40問
Speaking:11〜14分/自己紹介・プレゼンテーション・ディスカッション
合計約2時間45分
15分ほどIELTSの方が試験時間が長いことに加え、IELTSはリスニングとスピーキングの間は試験管を待つ時間があります(時間は受験生によって違う)
少し休憩を挟みたい、集中力が長く持たない方はIELTSの方が合っているかもしれません。
リーディングの違い
TOEFLはアカデミックの内容のみで専門用語が多く使われるのに対し、IELTSはアカデミックだけでなく新聞や雑誌などからも出題されています。そのためIELTSの方がTOEFLより読みやすい傾向にあります。
文章量は、TOEFLは1パッセージ700語、IELTSは800-900語となります。一問あたりにかけられる時間はTOEFL1.8分、IELTSは1.5分となります。また、TOEFLはパラグラフごとに分けられているため精読をすることで確実に点数を稼げるのに対し、IELTSは問題とパッセージを行ったり来たりして情報を探さなければいけないので、精読に加え速読力が重要になります。
リスニングの違い
TOEFLはリスニングを聴き終えてから問題を解いていくのに対し、 IELTSはリスニングを聴きながら回答を進めていきます。回答はTOEFLは4択から回答しメイントピックがわかれば解ける問題が多いが、IELTSは単語を記述する必要があるのでスペルミスで点数を落とさないようにしなければならないです。
TOEFLの音源はアメリカ英語、 IELTSはイギリス英語を中心に各国の英語のアクセントでリスニングが読まれます。(ライティングではアメリカ英語・イギリス英語どちらもOK)日本人にとってアメリカ英語の方がアクセントがあり聞き取りやすい傾向があります。
スピーキングの違い
両者の大きな違いはスピーキングにあります。
TOEFLはパソコンに向かって制限時間内に自分の意見を録音していきます。IELTSは試験管との対面での対話形式になります。
TOEFLの場合、15秒で聞いて45秒で話すような内容のため、時間内に自分の意見をまとめてスピーキングの回答をし終えなければいけません。さらにIntegrated Speaking(複合問題)があり、ただ英語で話すだけではなく、要約する力、きちんと読んで聴きとる力が求められます。一方、IELTSは対人となるので、純粋に英語力(スピーキング力)をはかられます。
ライティングの違い
TOEFLにもIntegrated Writing(複合問題)が存在しはリスニングを聞いてから内容に関して文章でまとめるのでとても難易度が上がります。IELTSはグラフや図を描写、説明、分析をする問題が出るため、リスニング力は必要ありません。
IELTSライティングの採点基準が辛口であり、スラスラと書くことができたとしても、実際の点数はあまり高くなかったということは多くあります。ネイティブの先生や専門対策をしている学校に正しく指導してもらうことをおすすめします。内容を書きやすいのはIELTSですが、点数を伸ばしやすいのはTOEFLと言えると思います。。
ここでお伝えしたいのは、TOEFL・IELTSどちらの方がスコアを取りやすいかというと、答えはどちらとも言えません。
どちらのテストもメリット・デメリットがあるように受験生一人一人とテストの相性は違ってきます。ただ、TOEFLは全てパソコンで回答するのに対し、IELTSはペーパー、コンピューターの選択ができるのでタイピングが得意な方はTOEFLやIELTSのコンピューターテストを選ぶなど自分がどちらの方がスコアを取りやすそうか、勉強がしやすそうかを一度勉強をしてみて選ぶのも一つの手です。
最短スコアを上げるにはどうしたたらいいのか
留学に必要な英語資格について説明してきましたが、
・どう勉強を進めたらいいかわからない
・内容が難しくてスコアがなかなか上がらない
・スピーキングとライティングの勉強の勉強方法がわからない
など、壁にぶち当たると思います。
自分で参考書や勉強を進めるのはもちろん大事ですが、そんな時はスクールや塾に通うのは一つの手です!
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「授業を理解できるか不安」
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