【苦手な人でも出来る】簡単IELTSリスニング対策法
IELTSのリスニング問題が苦手でどうしてもスコアが上がらない。
リスニングのスコアを上げたいのだが
「具体的にどのように対策すればよいかわからない」
「リスニング問題においてどのポイントに注意しなければならないかわからない」
「そもそも、リスニングの問題形式がどのように分かれているかわからない」
などでお困りの方は、この記事を読み終える頃には
IELTSリスニング問題の問題形式全体を把握して
どのポイントに注意しながら、具体的にどのような対策が必要なのかを知ることが出来ます。
記述式で行われるIELTSテストは1つのスペルミスでも不正解になるテストです。
わからないけどとりあえず解答欄をマークして埋める、といったこともできません。
記述式ならではのテクニックが必要になります。
- 目次 -
IELTSリスニングとは?
試験時間:約30分+10分(最後に解答に書き込む時間が10分与えられる)
問題:40問
選択問題、組み合わせ問題、計画・地図・図表の分類、用紙・メモ・表・フローチャートの穴埋め
要約・文章完成、記述式問題が出題されます。
試験パート:4セクション
セクション1:
日常生活における2人の人物による会話(宿泊施設の予約など)
セクション2:
日常生活におけるモノローグ(地域に関する描写、食事の手配に関する説明など)
セクション3:
教育現場における複数(最大4人)の人物間(課題について話し合う大学の指導教官と生徒、研究計画についての議論する学生など)の会話
セクション4:
学術的テーマに関するモノローグ(大学の講義など)
どのセクションもリスニング音声は一度しか聞くことができません。
また、スピーカーは世界各国の様々なネイティブスピーカーの声やアクセントとなります。
IELTSリスニングの問題形式
選択問題、組み合わせ問題など様々な形式の問題がありますが
その中でもIELTS独特の注意が必要な問題形式があります。
・数字を答える問題(時間、電話番号、値段など)
・人の名前や建物などの名前を正しいスペルで答える問題
この2つの問題では聞いたものを正確に瞬時にメモする必要があります。
また、最初は間違えて言って、それを言い直して正しい数字を言ったりすることもあるので
最後まで油断せず聞かなければありません。
名称を伝える場合、聞いた瞬間にスペルが分からなかったとしてもO for Octopus、Z for Zooなどのように1つ1つが何かを言ってくれますが聞く量もその分増えますので、必要な情報のみを集中して聞くようにしましょう。
この2つ以外でも注意が必要なのが
・指定された文字数いないで答える問題(2文字以内、3文字以内など)
この問題は3文字以内で答えの場合より、1文字、2文字のみの場合が正解ということもあります。
また、リスニングでは3文字で表しているものを、言い方を変えて2文字以内で答えなければいけないこともあります。
答えの内容があっていても文字数の規定が間違っていると不正解となりますので、問題文を正しく読みましょう。
IELTSリスニングのスコア
IELTSリスニングのスコアは他のスキルと同じように0~9.0まで
0.5刻みで評価されます。
問題数が40問あるので、その正解数によって
スコアが何点になるかを知ることができます。
正答数 バンドスコア
39-40 9.0
37-38 8.5
35-36 8.0
32-34 7.5
30-31 7.0
26-29 6.5
23-25 6.0
18-22 5.5
16-17 5.0
IELTSリスニングのコツ
IELTSリスニングの事前準備
IELTSリスニングを攻略するにおいて最も大事なのは事前準備です。
この事前準備とは問題を先に読んで、何についての話なのかを理解しておくということです。
実際の問題文は上記のようなものとなります。
このように文章の穴埋めになっていたり、地図の建物名を聞くものであったり、料金表の穴埋めであったりと、
事前に問題を見ることで出てくる単語や内容、どこの問題は数字なのか、など事前に予測し準備をすることができます。
数字、3文字以内、場所名など予め予測されそうな答えをメモしておきましょう。
そうすることで、効率的にリスニングをすることができます。
IELTSリスニング問題 単数形と複数形にも要注意
IELTSリスニングは記述式のテストです。
スペルが一つでも間違っていると不正解となります。
もちろん複数形のSが抜けていても不正解となります。
前後の文章から予想できることや、動詞や他の問題からどちらの形が正しいか導けることもあります。
名詞が答えとなる場合、単数形か複数形かということを必ず確認しましょう。
IELTSリスニング終了後 答えを移す時間
IELTSではリスニングを聞いた後に、回答用紙に答えを書き写す時間が10分間あります。
リスニングの最中は聞いたものを問題用紙にメモしていき、最後に回答用紙に移すことになりますが
メモを書いた問題用紙は一切採点に関わりません。
ですの日本語でメモを取っていてもいいですし、
スペルに自信がなければ、間違ったスペリングでも、カタカナで発音を書いておいても問題ありません。
とにかくすべての回答欄を埋めれるようにメモをしっかりと取っておきましょう。
スペルや答えがあっているかを悩むのは答えを移す10分間にすればいいのです。
IELTSリスニング対策方法
リスニングが苦手な、もしくはできないという方には大きく分けて2つのパターンがあります。
1、単語力が低い
2、英語の音を聞き分けるのが苦手
ここでは2、英語の音を聞き分けるのが苦手な方のためのリスニング練習方法をご紹介します。
IELTSリスニング対策方法①:ディクテーション
ディクテーションとは”書き取り”です。
聞いたものをそのまま書き取る勉強方法です。
ディクテーションはメリットの多い練習方法です。
・英語の音の聞き分けが出来るようになる
・単語力がつく
・文法知識がつく
・発音がよくなる(聞けない音は出すことはできません)
IELTSリスニングは聞きながら答えを書いていくテストなのでディクテーションは必須の勉強方です。
ディクテーションで使う教材は必ずしもIELTSのもでなくても問題ありませんが必ずスクリプトが確認できる教材を使う必要となります。
ディクテーションの練習をする時は、リスニング問題を解く必要はありませんので問題がないものでもいいです。
ただ、内容の理解度を確認するためにも、ディクテーション後に問題を解くとより効率的なトレーニングとなりますのでリスニングスクリプトがあり、なおかつ問題のある教材を準備しましょう。
【ディクテーションの流れ】
①リスニングを聞く(1回~5回)
一度で完璧に聞けなくても問題ありません。
分からなければ、何度も繰り返し聞きましょう。
自分でこれ以上何回聞いても分からないというところまではできるだけ多くの単語を聞いてください。
②スクリプトと答え合わせ
ディクテーションしたものと、スクリプトを確認しましょう。
③聞き取れなかった音、単語の確認
まず単純に知らない新しい単語で聞き取れなかったものやスペルが分からなかったものは単語帳に書き写して、しっかり覚えましょう。
聞き取れなかった箇所をスクリプトに印をつけておきましょう。
④スクリプトを見ながら再度リスニング
印を聞き取れていなかった箇所を注意してリスニングしましょう。
スクリプト見ながらでも聞きづらい場合は、何度も同じ箇所を繰り返して聞きましょう。
⑤問題をとく(問題があれば)
問題があれば、リスニングの内容の理解度を確かめるためにも問題を解きましょう。
⑥数日後に同じリスニングを聞いてディクテーション
もう一度数日後に同じリスニングでディクテーションを行いましょう。
その時には、以前聞いた回数よりも少ない回数聞いて、
同じように聞き取れなかった箇所に印をつけて、以前よりも聞けているかを確認しましょう。
注意!!
ディクテーションをする際に、すべてを聞き取ろうとするのは悪いことではありません。
ですがすべてを聞き取れなくても実はディクテーションをすることは可能です。
前後の単語や文章から、うまく聞き取れなかった箇所でも予測して単語を導くことができます。
この予測、Guessすることはテストを受ける上でもとても大事です。
わからないから場合でも10回も20回も聞く必要はありません。
練習だから何度でも聞ける、ではなく3回~5回までで内容をきちんと聞けるように心がけましょう。
もちろん英語の音だけではなく、単語は必要です。
単語を覚えることで、聞ける音も必ず増えてきますので
ディクテーションをしながらら単語のノートを作ることを忘れずにしましょう。
IELTSリスニング対策方法②:シャドーイング
シャドーイングとは英語を聞いて、それを追いかけるように自分も同じ文章を話す練習方法です。
リスニングの練習なのにスピーキングをするのか?と思われるかもしれませんが、シャドーイングでは聞いて意味を考える前に聞いたことを口に出します。
最初はかなり難しく感じると思いますが、このように日本語に変換する前に英語で言うことを繰り返すことで
聞いたものをそのまま英語で理解するということが出来るようになります。
【シャドーイングの流れ】
①まずはスクリプトを見ながらリスニング
IELTSのテストの練習なので内容はアカデミックなものが好まれます。
スクリプトを見ながら聞いて、分からない単語に印をつけていきましょう。
まずととにかく聞いてください。
②単語の意味を調べる
分からない単語を分からないままにしないようにしましょう。
単語を覚えることはすべてのスキルに役立ちます。
③シャドーイング
リスニングを聞いて、聞こえたものをそのまま話しましょう。
最初はスクリプトを見ないでシャドーイングをし、
3回~5回やった上でスクリプトを見ながら最後にもう一度同じものをやりましょう。
シャドーイングはリスニングはもちろんスピーキングの練習にもなります。
英語のリズムで話すことができれば流暢さがつきますので、スコアアップに繋がる可能性が高いです!
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2020/07/24