TOEFLの単語勉強法を解説!!!【言語の仕組みから考えてみました】
今回の記事では、TOEFL対策に役立つ単語の勉強法を、言語の仕組みから理解し実践する方法を紹介します。
はじめに、TOEFL iBTで出題される傾向の高い単語について触れ、後半ではじっくりと効果的な単語勉強法、そしてお勧めの教材・アプリについて見ていきます。
実は、どの言語においても単語学習には、人間がどのように言語を理解しているのかを考えた方が有利になります。
もし何も考えずに、焦って詰め込もうとしても、それは非効率な勉強法になります。
何も考えずに量だけ詰め込んでも、長期的な記憶にはつながらないのです。
この記事では言語学的な観点も取り入れて、より現実的で実践的な単語学習の方法をわかりやすい3つのステップに分けて説明していきます!
- 目次 -
なぜ単語が大事なの?14歳までで終わってしまった!? 僕たちの言語学習期
単語学習は、言語を学ぼうと思った時に、避けては通れない道です。
それは知っているけど「こんなに辛くて地道な作業をどうして繰り返さなければならないの?」なんて思ったことはありませんか?
生まれたばかりの赤ちゃんが単語帳と赤シートを手にコツコツと単語勉強をしているところなんて見たことがありませんよね。
ではなぜ第二言語を勉強しようとする僕たちは単語を「勉強」しなければならないのでしょう。
私たちが、生まれたての赤ちゃんだった頃の脳は、 言語学習に対して、とても有利な仕組みをしています。
記事後半にも書きますが、赤ちゃんの脳は、言語学習をする際に大切になってくる「言語」と「意味」の関連付けを、とても柔軟に行えるような仕組みになっているんです。
この柔軟性と吸収力のおかげで、赤ちゃんたちは文法や単語を勉強しなくてもあっという間に言語を操れるようになってしまうわけです。
ところが、この言語学習に特化した能力は、私たちが14歳になる頃までには衰えてしまうということが研究によって明らかになっています。
実は、中学英語を始めて間もない頃には、私たちの脳はすでに言語への柔軟性を失い始めていたわけです。
この段階で、私たちにとっての英語は「吸収」するものから、ある程度「勉強」しなければならないものになってしまったということです。
こう聞いてしまうと、英語を勉強する気が失せてしまいますが、落ち込む必要は全くありません!
というのも、赤ちゃんたちが「吸収」でしか学習できなかったのに対して、私たちはまだ感覚を使った「吸収」と、本を使った「勉強」を使い分けることができるからです。
この二つの武器をうまく使いこなせば、もう育ってしまった私たちだからこそできる効果的な言語学習ができるわけです。
ではどのようにしたら、単語学習に「吸収」と「勉強」をバランスよく組み込めるのか、それがこの記事の本題となります。
効率的なTOEFL単語学習のメリット
単語を効率よく頭に入れることにより、様々なメリットを得ることができます。
第一に、テストではるかに有利になるということ。
特に30点、65点や100点のようにレベルに幅のあるTOEFLでは、出てくる単語の難易度にも幅がありますから、知っている単語の量と点数が比例すると言っても過言ではありません。
ある文章を読んだとき、その文法が分からなくても、単語がわかったら意味がなんとなくわかってしまったという経験はよくあると思います。
一般的に、文章中の8割以上の単語がわかっていなければ文章の意味は理解できない、と言われるほどですから、たくさんの単語を学習するメリットはとても大きいですね。
第二に、知っている単語が増えると、その先の単語学習の効率も上がります。
特にこの記事でオススメする、文章に着目した単語学習では、知っている単語が増えるにつれて使える文章も増えていきます。
なので、新出単語へのアプローチがかけやすくなってくるんです。
たくさんの問題を解いていくことで、必然的に遭遇する新出単語の数も増えてきます。
なので、知れば知るほど効率が上がると考えると、ハイスコアへの希望が持てますよね!
【スコア別】覚えるべきTOEFL単語数
一般的にTOEFLはアメリカの2年生・4年生大学また大学院進学の際に
提出が必要です。
2年生・4年生大学、大学院により求められるスコアは違いますが
下記が一つの基準となっています。
2年生大学(コミュニティカレッジ)
・TOEFL ibt 61点
4年生大学(ユニバーシティ)
・TOEFL ibt 80点~
大学院進学(MBAなど)
・TOEFL ibt 90点~
そして、こちらも一般論にはなりますがスコアごとに必要とされる
単語は下記となります。
TOEFL ibt 60点→約5000語
TOEFL ibt 80点→約8000~1万語
TOEFL ibt 90点→約1万~1万3000語
ちなみに、61点前後をめざすかたでもゆくゆくは80点レベルの単語力が必要となるので、最初からこのレベルを目指した方が効率が良いです。
また、61点を取るための基準で勉強してしまうと、それ以下の点数しか取れない場合があるので、一つ上のレベル(70点や80点)を目指し単語を覚えるほうがよいでしょう。
TOEFL試験ではどんな単語が出題される?
TOEFLで出題される単語は、日常的なものからアカデミックなものまで多岐に渡ります。
しかし、TOEFLテストの特徴的に、点数アップにうまく繋がっていく単語はやはりアカデミックな単語でしょう。
しかし、このアカデミックな単語だけを、分野別に狙い撃ちして学習してしまおうというのはとても難しいです。
どのような単語が出題されるかの感覚をつかむために、TOEFL iBT対策用の単語学習教材からいくつか単語をランダムに抜き出してみましょう。
単語例:
- Meteorology 気象学
- Sediment 堆積物
- Occasionally 時々
- Artificial 人工の
- Compulsory 強制された
- Ancient 古代の
- Biologically 生物学的に
- Upheaval 大変動
- Milestone 画期的な出来事
- Advent 登場
この中にどのくらい知っている単語がありましたか?
実はこれらの単語は、TOEFLの学習を進めている中で何回も出てくる単語です。
俗に言う “頻出単語” と言うものですね。
上記の頻出単語を見るだけでも、TOEFLに出題される単語の多様性はイメージできるでしょう。
さて、このように全体的に見ると関連性のないような多岐にわたる単語を、どのように覚えて行けばいいのでしょうか。
それでは早速、効率的な勉強の仕方を考えていきましょう。
3. 言語の特徴から見る!TOEFL単語勉強法とは
それでは、具体的に単語学習の戦略を立てていきます!
この戦略は、より効率的な単語学習をしていくために、言語学的な視点からのアプローチもしていきます。
手始めに、まずはいつ単語を勉強できるかを整理していきましょう。
TOEFL単語をいつ勉強する?
単語学習という地道な作業に着手するとき、どのように時間を割いていくかというのは大変重要な問題ですよね。
実際に、単語学習に当てられる時間は下記の時間になると思います。
隙間時間
単語学習の王道は、何と言っても隙間時間でしょう。
通勤や通学中、または休憩時間等の隙間時間ですね。
隙間時間で勉強することのメリットは、たくさんあります。
例えば、集中力が保てるという点です。
机に向かっての勉強だと、どうしても眠くなったり飽きてしまったりと集中力が続かなくなってしまいがちです。
しかし、移動中など短時間に集中して勉強すれば飽きることもないと思います。
そして、、隙間時間は一日の間に何度も登場します。
なので、繰り返し単語を勉強するきっかけとなり、自然と継続することが出来ます。
机での学習
人によるとは思いますが、机に向かってじっくり勉強した方が集中できるかもしれません。
机に向かって勉強する際は、ただ文字を眺めて繰り返すだけでは非効率的です。
記事後半で紹介するステップを参考に、単語の具体的な意味をイメージしながら覚えていきましょう。
また、せっかく机で勉強しているのであれば、時間を使って復習をするように心がけるともっと効果が上がります。
前日に勉強した単語、一週間前に勉強した単語を覚えているかさっとチェックするだけでも、長期記憶への定着度合いが格段に変わってきます。
日常生活全体
さて、隙間時間を使った単語学習には、多くの人が取り組んでいると思いますが、これはどうでしょうか。
日常生活全体を単語学習のプロセスにしてしまうのです。
単語学習では、やはり繰り返し単語を頭に思い浮かべることが大切です。
ということは、頭の中に単語を思い浮かべるだけでも単語学習は出来てしまうのです。
日頃から目にするもの、行動などを英単語で思い浮かべられるか気にかけながら生活してみましょう。
きっと英語ではなんと表されるか知らないものばかりだと思います。
これを行うことにより、知っている単語を反復してイメージする練習となり、知らないものに関しては新しい単語を学習する良いきっかけとなります。
インターネットでの検索を英語にしてみるというのも、いい方法ですね。
はじめのうちは、知らない単語ばかりかもしれませんが、次第に見たことのある単語がたくさん出てくるようになると思います。
TOEFL単語学習における3つのプロセス
次に、適切なTOEFL単語学習のプロセスを、3つのステップに分けて紹介していきます。
ステップ1:遭遇
どんな言語でも、ある単語を学ぶ必要があるということは、生活の中でその単語に継続的に遭遇し続ける可能性が高いということを示します。
基本的には、新出単語との出会いが、単語を学ぶきっかけとなるわけですね。
長文読解中や単語帳で初めてみるような単語などです。
赤ちゃんの場合でしたら、お母さんがしゃべりかける言葉などですね。
この新出単語に出会うというのが最初のステップになります。
ステップ2:関連付けと理解
このステップが、単語学習の本質となるプロセスです。
赤ちゃんの時、哺乳瓶がもらえる時間にはお母さんが”milk”と発音しているなと言ったように、状況と言語(この場合は音)を結びつけ、単語の意味を徐々に理解していきます。
赤ちゃんは無意識的にやっていますが。
このプロセスによって、脳が言語をツールとして使えるようになります。
しかし、すでに14歳を超えている私たちは、「勉強」という新しい方法との使い分けが大切です。
そうすれば、簡単に単語とのその意味を結びつけることができます。
ステップ3:引き出し
ある単語に遭遇し、関連付けと理解を行えば、次に遭遇した際にはその単語の意味が分かります。
もちろん忘れていることもありますが、次に同じ単語を目にした時、それが刺激となり、その単語の意味するもののイメージが脳内で呼び出されるようになってきます。
これが引き出しのプロセスです。
また、言葉で何かを言い表そうとするとき、表そうとするもののイメージから単語を引き出すことも同じプロセスになります。
つまり、文章を聞いて理解しようとするとき、そのアルファベットの音とより強く関連づけられたイメージや意味を引き出せることが重要です。
また、文章を作ろうとするとき、自分が意味したいもののイメージとより強く関連づけられた綴りがすんなりと引き出せるようになることが、単語学習の最終目標となります。
“単語が使えるようになる”とは、その単語と意味をつなぐ関連性を無意識的に引き出せるようになること、ということですね。
3つのプロセスに基づいた、TOEFL単語の勉強法
さて、以上の単語学習のプロセスを確認したところで、これらを具体的な学習方法に当てはめて考えていきましょう。
それぞれのステップでの学習効果を最大限にするためには、何ができるでしょうか。
遭遇
- リーディング量を増やす
より多くの単語を覚えたいのなら、新出単語への遭遇率を増やすことが大切です。
そのためには、まずリーディング量を増やしましょう。
というのも、繰り返し遭遇する単語は、自然と覚えてしまうものです。
最近学習した単語が、よく目につく、ということはありませんか?それは、脳が自然のうちにその単語の関連付けを始めている証拠です。
長文などしっかり読むのが大変ならば、気になる単語探し目的のみでもいいので、ざっと目を通して見ましょう。
- 英語でインターネット検索をする
自分が実際に必要としている情報のリサーチを英語で行って見ましょう。
インターネット全体での情報量のうち、日本語のものはは約5%であるのに対し、英語の情報は50%以上を占めます。
手に入る情報量も十倍になりさらに単語学習にも良い刺激となるのですからこの方法を使わない手はないでしょう。
実際に必要としている情報を探しているため、自然と調べる癖もつき、飽きにくいことも利点の一つです。
慣れてきたら、日頃のニュースチェックなども英語で行うと効果抜群です。
特に英語でのニュース記事の読み方や書き方に慣れておくと、この先様々な学術文章にも応用できるようになります。
テストでの長文も読みやすくなるので是非挑戦してください。
関連付けと理解
- 単語の表すものをできるだけ具体的にイメージする
もし、日本語訳を使って単語を覚える場合は、日本語訳を読んで理解するのでなく、具体的にイメージするように勉強しましょう。
視覚的画像、シチュエーション、感情などと関連付けながら学習を進めることで、より単語と意味との結びつきを強く記憶することができます。
「この単語、ついさっき勉強したのにもう意味忘れちゃった」というときは、日本語訳のみを見て覚えようとしていた可能性大です。
そんなときは、この方法を試して見てください。単語が記憶に定着しやすくなります。
- 文章から覚える
英単語を覚える際、その英単語を使った文章を読むことで意味との関連付けが簡単にできるようになります。
学習する単語を使った文章には、その単語を連想できる言葉が入っているので、単語とシチュエーションとの結びつきを具体的にイメージすることができます。
例えば:babyを覚えたい場合
I talk to the baby. という文章があり、もしtalk がわかれば、誰かに話しかけているんだなということがわかります。
そうすれば、誰か=人 となり、babyという単語は誰か人を表していると連想されます。なので、覚えやすくなるというわけです。
これを利用して直感的に単語を理解してしまいましょう。
特に、感情を連想させるような文章が参考にできればラッキーです。
人間の脳は感情に関する記憶を長期的に覚えておくのが得意です。
そして多くの単語帳には、英単語とともに例文が載っていますから、それを利用しましょう。
これをすることで、単語を覚えるできるばかりか、文法を覚えるのにも役立ちます。
そうすればスピーキングをする際に、スラスラと単語を自然に使えるようになります。
他にも、文法の正誤問題等も得意になるでしょう。
*より現実的で、実用的な文章の方が記憶に残りますから、例えば古典文学からの引用ばかりを例文として使っている単語帳はあまり役に立たないと考えられます。
引き出し
- 学んだ単語を実際に使う
やはりアウトプットは言語を学習する際には重要になります。
一番簡単なのは日記をつけることでしょうか。
しかし、一番効果的なのは実際に外国人と会話をすることです。
まずはアプリなどを利用して外国人とチャットするのが簡単な方法でしょう。
ここで、一つ前に紹介した「文章で覚える」が活きてきます。
文章の形はなんとなく覚えていますから、あとは単語を状況に合わせてすり替えるだけで会話に使えてしまいます。
少し勇気がいることかもしれませんが、積極的に使ったことのない単語を使っていきましょう。
そして、外国人との会話で遭遇する単語にも注目して見ましょう。
この場合、会話をしていますからもちろん新出単語は文章とセットで出てきます。なので、このまま覚えてしまいましょう。
TOEFL単語学習で使いやすい教材・参考書
ここからは、TOEFL単語学習において役立つ2つの教材をご紹介します。
この2つは、TOEFL単語学習において、鉄板となっている教材で有名です。
・TOEFL テスト英単語3800
・TOEFL テスト英単語5600
TOEFL テスト英単語 3800(旺文社)
こちらの教材は、TOEFL iBT・ITPに必要な英単語3,800を厳選して掲載しています。
嬉しいのは、RANK1-4まで点数ごとに覚えるべき単語数でわかれています。
ランク | 点数 | 単語数 |
RANK1 | 61点前後 | 956語 |
RANK2 | 80点前後 | 882語 |
RANK3 | 100点前後 | 1024語 |
RANK4 | 105点を超える | 938語 |
また、重要な語、専門用語なども付属の別冊で分野別(人類額や生物学など)で学ぶことが出来ます。
音声は付属CDとMP3の2タイプとなっています。
TOEFL テスト英単語 5600(ベレ出版)
こちらのTOEFL英単語の対策にに関しては、「聞く・読むを通して文脈から定着させる」をコンセプトに作られています。
5600語もの頻出単語が収録されているので、TOEFL iBT 100点を目指したい方にもおすすめです。
また、TOEFL iBTの本番試験に毎回のように出てくる単語群、頻出ジャンルの英文、キャンパス用語などが追加されて10年間のロングセラーとなった、「TOEFL Test必須英単語5000」より大きくパワーアップし改訂されました。
キーフレーズと英文がCDに入っています。
本屋さん行くと、様々なTOEFL単語対策本がおいてあり迷ってしまいますがそんな方は、まずはこの2冊から始めるのが良いと思います。
TOEFL英単語学習できるおすすめアプリ4選【有料です】
TOEFL単語学習は、アプリで行うこともできます。
例えば、通学・通勤、また仕事や学校のお昼休みの隙間時間など。
隙間時間はわずかかもしれませんが、それを毎日継続するとしっかりとした勉強量・勉強時間となるはずです。
隙間時間を有効活用し、TOEFLの単語力をあげ、スコアアップを目指していきましょう。
・TOEFL 英単語3800(4訂版)
上記で紹介した、TOEFL英単語3800のアプリ版です。
こちらのアプリも、本と同じように単語の難しさに応じて4つのRANKにより構成されています。
アプリ版の場合は、RANKごとに購入することも可能です。
ただ、本とアプリでは各Rankに収められている単語数であったりが一部違います。
このあたり、アプリ版と本の違いを比較検討の上、購入を決めたほうが良いと思います。
・mikan連続英単語
mikanとは、約400万人が利用している英単語学習アプリです。
このアプリの強みは、速読英単語が出来ること、また発音も同時に聞けることです。
その為、アプリ自体の評価も高いです。
このアプリもカテゴリー別にわかれており、TOEFLにも対応しています。
購入する前に自身が勉強したいカテゴリーが含まれているか確認してくださいね。
・キクタン【All-in-one版】
アスクルのベストセラー、「キクタン」が発音練習、単語レベル診断機能を搭載しアプリで登場しました。
こちらの、All-in-one版はBasic、Advance、Superがすべて収録されています。
また、TOEFLに関しても計画的に学習できるように構成されています。
アプリ版の場合、書籍にはない7つの特典がありますので、検討される場合はこのあたりも加味して比較してみてください。
・Anki
どうしても、覚えられない単語を整理してTOEFL iBT対策本番前に重点的に対策したい、そんな方におすすめなのがAnkiです。
一言でお伝えしてしまうと、アプリ内で英単語のフラッシュカードを作成できます。
その為、苦手な単語に特化したフラッシュカードを作成することが可能です。
ただ、一つ気を付けてほしいのは、Ankiは使用するデバイスごとに機能と料金がことなります。
【参考】ここにフォーカス!TOEFL単語学習のちょっとしたTips
繰り返しになりますが、単語は文章のイメージから覚えるようにするとより効果的に学習することができます。
インターネットや長文などで遭遇する文章では、初めのうちは意味のわからない文章ばかりであまり楽しくないかもしれません。
しかし、進めていくうちに、その文章が理解できるようになってきて、どんどん楽しくなってきます。
単語帳で単語とセットで乗っているような文章の場合は、初めから意味がわかっているので、文法と単語の使い方を自然と勉強できてしまいます。
また繰り返し例文を発音してみることで、スピーキングの際に自然とスラスラと単語が出てくるようになるでしょう。
単語の意味がプラスかマイナスかを覚えよう!
一言に単語学習といっても、膨大な量を一気に覚えようとすると無理が出てくることもあります。
そんな時は、単語の意味を抽象的に理解してみましょう。
その単語の意味はポジティブなのかネガティブなのか、イメージだけでもなんとなく覚えてしまうのです。
こうすることで、長文中にその単語が出てきた時には、文章の大体の流れはつかめるようになっているはずです。
また、ポジティブかネガティブかのイメージをするだけでも、次にその単語を見たときにはピンとくるようになり、次からは意味が格段に覚えやすくなっているはずです。
ときには、その日本語訳を確認しなくても文章の雰囲気から意味がわかってしまうことさえあります。
覚えるのがあまりにも億劫で「今じゃない」と感じた単語は、意味の方向性だけでも掴んでおくようにしましょう。
繰り返しと継続が肝心!
何事においても、継続が命と言われます。
なので、やはり「遭遇・関連付け・引き出し」をなんども繰り返していくことが一番効果的です。
単語学習では、わざわざ”勉強”と構える必要は全くありません。
日常生活で遭遇する英単語を増やし、それを勉強ではなく、生活の一部にしてしまえばいいのです。
繰り返しで、あらゆる単語を自分の一部にしてしまいましょう。
それでも、TOEFL英単語の勉強法が分からない、そんな方は?
さて、じっくりと単語勉強の方法を見てきましたが、いかがでしたか?
今回の記事では言語の仕組みの考え方を取り入れながら、TOEFL英単語の効果的な勉強の仕方の戦略を紹介しました。
言語とは、意味を指し示すものです。
なので、英単語を見て「日本語訳」が思い浮かぶようにしてしまっては、本当の意味での単語学習にはなっていません。
英単語と、その「意味」が確実に関連づけられるように心がけながら一つずつ単語を身につけていきましょう。
ただ、この方法を自身で実践しようとすると、難しかったり勉強法がいまいちわからなかったりするとも思います。
そんな時は、イングリッシュイノベーションズの体験授業(無料)を受けてみてはいかがでしょうか?
当校の体験レッスンは学校についての説明もさせて頂きますが、TOEFL対策とスコアアップの秘訣についても一部伝授しています。
そして、当校の特徴は、TOEIC, TOEFL, IELTS対策を全て英語で行うことです。
本記事の、言語学的観点からのTOEFL単語学習法も直感的に体感できると思います。
また、私たちのメソッドに自信と実績があるので、点数保証制度も設けています。
生徒の皆様から、英語で授業を受けることでスピーキング力、リスニング力はもちろん、聞きながらノートを取るスキルなど実践的な英語力も身につけることできるという声を多数いただいています。
体験授業(無料)は新宿・大阪(梅田)・横浜、京都(四条)で行っています。
興味のある方はまずは授業を体験してみてください。
(一日の無料体験授業人数には限りがあり、先着順です。)
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2017/04/22