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TOEICスコアアップを狙うために重要な7つのコツ【まとめ】

TOEICスコアアップを狙うために重要な7つのコツ【まとめ】

勉強をしても、なかなかスコアが伸びない、またはある一定の点数から伸びなくなった、とスコアに伸び悩みを感じている方は多いかと思います。

そこでここでは、最短でスコアアップを狙う方のために7つの重要なコツお伝えします。読むだけでスコアは上がりませんが、意識して勉強することで最短攻略ができるかと思います。ぜひ参考になさってください。

TOEICという試験を知る【重要】

スコアアップのために、まずはTOEICという試験を知りましょう。

もちろん、リスニングとリーディングが問われる試験(SWは別)で満点が何点か、ぐらいはみんな知っているかと思います。しかし、最短スコアアップのためにはもう少し深く知ってほしいです。

具体的に言えば「正答率」「スコアの分布図」「採点方法」この3つです。

スコア分布図を分析

スコア分布図

まず、結論、あなたの目標がどの程度の難易度かを知っておきましょう。

目標が
800点ならばトップ11%
730点ならばトップ20%
600点ならば平均より上。

という事です。

R/Lそれぞれの平均スコア

listeningのでスコアをとる

また、TOEICは合計点で換算されますが、
実はリスニングの方が点数が高い傾向にあります。

よって、リスニングに力を入れることで合計スコアは早く上げる傾向にあるということです。

正答率を知る

当たり前の話しですが、TOEICのスコアはあなたの正解する数によって決まります。前述したように配点比重に多少の差があるので、毎回多少の誤差はありますが以下のような正答率を狙って行く必要が有ります。

800点ならば170問、正答率85%
730点ならば150問、正答率75%
600点ならば120問、正答率60%

YOHEI社長
YOHEI社長
英語を強みとしてアピールしていくなら730点以上は取っておきたいですね。

TOEICの採点方法を理解する

TOEICの問題数は200問。これを2時間で解きます。満点が990点なので、1問約5点となります。

厳密に言うとTOEICの採点方法は「イクエイティング」という、偏差値システムの様な特殊な方式を使っています。なので、パート7の様な、受験者によって差が出る問題の方が配点が高くなっています。

自分の弱点を論理的に分析・理解する

ABILITIES MEASURED(項目別正答率)

過去問などを解いていると自分を正答率の低いパートなどが出てきて、自分の弱点がわかって来ることと思います。もちろん、それで良いのですが、もっとはっきりと自分の弱点を知る方法が有ります。それが「TOEICの公式認定書」です。

これはTOEIC公式テストを受験すると公式認定書が送られてきます。公認認定書の中には、スコアやレベルなどが記載されています。

しかし!ほとんどの人が一番重要な部分を見ていない。それが上の画像のD項目にある ABILITIES MEASURED(項目別正答率)です。

ここにはリスニングで5つ、リーディングで5つ、採点基準ごとの正答率が記載されています。

具体的な採点基準は下記のようになっています。

リスニングの項目別正答率

・短い会話、アナウンス、ナレーションなどの中で明確に述べられている情報をもとに要点、目的、基本的な文脈を推測できる
・長めの会話、アナウンス、ナレーションなどの中で明確に述べられている情報をもとに要点、目的、基本的な文脈を推測できる
・短い会話、アナウンス、ナレーションなどにおいて詳細が理解できる
・長めの会話、アナウンス、ナレーションなどにおいて詳細が理解できる
・フレーズや文から話し手の目的や暗示されている意味が理解できる

リーディングの項目別正答率

・文書の中の情報をもとに推測できる
・文書の中の具体的な情報を見つけて理解できる
・ひとつの文書の中でまたは複数の文書間でちりばめられた情報を関連付けることができる
・語彙が理解できる
・文法が理解できる

ABILITIES MEASURED(項目別正答率)の分析の仕方

項目は、パートごとの正解率ではなく、採点基準ごとの正答率です。なので、詳しく見ないままになってしまっている方が多いかと思います。しかし、ここを理解するだけでも、自分の弱点を洗い出すことができます。

例えば、リーディングにある下記の項目。

    ・文書の中の情報をもとに推測できる
    ・文書の中の具体的な情報を見つけて理解できる

この2項の能力が低いと記載されている場合、実はPart7の問題に関連しており、長文読解力が不足していると考えることができます。

英語の論文やニュースに読み慣れ、長文読解力を磨くことに時間をさく等の対策を打つことができます。

もし、「語彙が理解できる」この項目の正解率が低いのであれば、文字通り語彙力が不足しています。リーディングパートの全体を通して単語に関係のある問題を正解できていない可能性が高いです。

この様にABILITIES MEASURED(アビリティーズメジャード・項目別正答率)を読み解くことで自分自身の弱点を分析することができます。

YOHEI社長
YOHEI社長
弱点を知るという意味でも、試験を繰り返し受けることはスコアアップの近道ですね。

タイムマネジメントを完璧に出来るようにする

タイムマネジメント

TOEICスコアアップのこつ2つ目はタイムマネジメントです。

実際、200問を2時間という時間内に解くのはかなりのスピードを要します。よって、満点を目指す様な方は別ですが、まずは850点以下程度を狙うなら、解く問題をどう選択するかが、めちゃくちゃ大事になります。

TOEICはの出題傾向はほぼ一緒

TOEIC試験は、毎回同じような問題が出題されます。問題の難易度やタイプもほぼ一緒。頻出単語も大きく変わりません。

つまり パターンさえ覚えてしまえばスコアアップは簡単です。過去問や演習問題を繰り返しといて問題に慣れさえすれば、無駄な部分を読まなくなりますので、その分時間もういてきます。

解く問題をどう選択するかがスコアアップのこつ

前述したようにTOEICはパートや問題によって配点は変わりますが、まずは簡単、難しいにこだわらず、1問は1問とし、自分が得意で、かつ、時間をかけずに正解をとれる問題に集中すべきです。

例えば、パート7は長文問題につき回答に時間がかかります。配点も大きいパートなので、全部飛ばすのはオススメしませんが、どこを飛ばすかを考えるのはとても重要です。

YOHEI社長
YOHEI社長
逆を言えば、パート7は真の英語力が発揮されるパートでもあり高得点を狙うのであれば差を出す部分でもあります。

スコアアップの過程(勉強の流れ)をイメージする

ただ闇雲に勉強するのではなく、手順を意識して勉強していきましょう。流れは以下のようになります。

1、TOEICテストを受験する - まずは今のスコアを知りましょう

2、弱点を知る - ABILITIES MEASURED(項目別正答率)で弱点分析

3、適正教材を手に入れる - レベル、目的にあった教材を入手

4、攻略法を知る - 学校に通ったり、参考文献から攻略法を入手

5、問題数を解く - 多くの問題数を解き英語に触れる時間をUP

6、反復練習を繰り返す - 更に問題を解いて攻略法を身に着ける

スコアアップに時間をかけている人はただ闇雲に勉強をしている人が多いです。分析して、効率的に準備をしましょう。

勉強法についてはこちらも参考に

自分のレベルにあった教材を使う

TOEICの教材、英語の教材は数多くあります。TOEICはかなり参考書も豊富にあるので、迷ってしまいますよね。その中で、どの教材が自分に適しているのかを見極めることも、スコアアップをするために重要なポイントです。

レベルが高すぎる、低すぎる

レベルが高すぎる、低すぎる

問題集にも単語帳にもそれぞれにレベルがあります。初めてTOEICを勉強する方用のものもあれば、900点以上を目標としている方用のものもあります。

たとえ最終目標は900点取得だったとしても、今、あなたが300点台のスコアであれば900点目標の教材は難しすぎます。勉強に適しているとは言えません。それぞれのレベルに合った教材が必要となります。

現在のスコアから100点~200点上の目標の教材を使うことで、理解しながらしっかりと練習をすることができ、TOEIC問題に対する回答能力を高めていくことができます。

詳細、スコア別に、おすすめの教材はコチラのページで解説しています。どうぞ参考になさってください。

自分のレベルにあった単語帳

TOEICのスコアアップを図る上で、単語力は欠かせません。市販の単語帳も幅広く全レベルに対応しているものから、それぞれのレベルごとに別れているものもあります。

幅広いものを使って覚えることもいいですが、もし初めてTOEICを勉強する方は初級用の単語帳から始めることをおすすめ致します。まずは基礎の特によく出る単語をしっかり覚えた上で、徐々に難易度の高い単語帳を使うことがスコアアップへ確かな段階を上がっていく方法です。

おすすめの単語帳はこちらから

注意:新しい形式に対応していない教材はNG

注意:新しい形式に対応していない教材はNG

TOEIC試験は形式や問題傾向が、度々変わることあります。

例えば、TOEIC Listening & Reading Testの出題形式の一部が変更される等のことがあります。
問題形式の詳しい変更内容はこちらから

問題形式がすべてそっくり変更されるわけではないので、変更以前の教材がまったく使えない、というわけではありませんが、新しいテスト形式に、万全の準備で挑むには、新しい最新のテストに適した教材が必要となります。

高得点を狙うには問題数を解いて問題形式に慣れるというのは重要なので、やはり最新版の教材を使って問題数をこなすことがスコアップの近道です。

問題量を増やす

問題量を増やす

根性論です(^o^)

スコアが上がらないのは、単純に解いた問題数が少ない人がほとんどです。

言うまではもなく、問題集を繰り返し解いて問題を理解することはTOEICスコアを上げるために必要なことです。目指すスコアにもよりますが、目標スコアが高ければ高いほど、解く問題数の数も多くなります。

良く、公式問題集はTOEICテストを解いて満足してしまう人がいますが、練習テストは2つ、合計で200問しか問題数がありません。もちろん購入はオススメでは有りますが、
高いスコアを狙うのであれば狙うほど、全然足りてません。

もちろん闇雲に問題を解くだけでは遠回り。実際の試験を受けた上で、弱点を知りその部分を集中的に解きまくってスコアアップしていってください。

対策(攻略法)を勉強する

対策(攻略法)を勉強する

TOEICテストは単語、文法、複合的な読解力など必要となるスキルが多くあり、テストの範囲も膨大な広さです。

様々の問題形式に対応するためには攻略法を知り、対策力を付ける必要があります。

ここで言う攻略法とは、問題の形式によって、それぞれ問題をすばやく、ミスなく解いていくための方法です。問題の中で単語や文法がわからないものが出てきた場合でも応用をきかせて、対応することが出来るようになります。

攻略法を知っていることで、タイムマネージメントができ、時間内にすばやく正解を導き出すことができます。

実際にリーディングパートを時間無制限で回答してみると、50点~100点ほどスコアが伸びると言われています。ということは、時間があれば解答出来るので、攻略法を学び、タイムマネージメントがうまく出来るようになれば、スコアをアップできるようになるということ。

こういった攻略法というのは、膨大なテスト知識や経験、結果から導き出されるものです。攻略法を知り、最短距離でスコアアップを目指したいところです。

こちらのページでTOEIC最短スコアップのためのコツをパート別に解説しています。こちらも参考になさってください。

勉強習慣をつけ、英語に触れている時間を伸ばす

勉強習慣をつけ、英語に触れている時間を伸ばす

TOEIC試験はリスニング45分、リーディング75分、合計120分のテスト。普段から英語に触れていない内から、いきなり2時間の英語のテストをやるとなると集中力を保つことは大変な作業となります。

運動不足の人に、いきなりフルマラソンを走れていっても出来ないのと同じです。普段から英語に触れ、練習をしていなければ本番で力を発揮することは出来ません。

毎日2時間ずっと英語を聞き、読み続ける必要はありませんが、リスニング、リーディング別々で時間を分けてもいいので、まずは15分間リスニング、リーディングを行うことから始めましょう。

徐々に英語に触れる時間を長くし、それぞれ最低でも30分は集中して英語に集中できる時間を毎日の中で作っていくことが重要になります。

それでもTOEICのスコア、どうやって伸ばせばいいのか分からない!?

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カテゴリー:

2018/04/27

執筆者 この記事を書いた人:Yohei Otsuka

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イングリッシュイノベーションズ代表取締役CEO。2005年に渡米、留学会社を現地で設立。日本帰国後、2014年に当校を設立。現在は日・英・比で学校運営に携わる。2022年にはIELTSの運営会社であるIDP Educationと共著でIELTS公認問題集を出版。