【これで名門大学にも合格できる!】TOEFL100点突破に必要なスキルと勉強法
TOEFL100点突破は、日頃英語環境がない一般社会人・学生にとって、
何も対策なくただ暗記しているくらいでは到底達成できる点数ではありません。
TOEFLはネイティブスピーカーでさえ、形式をしっかり理解し、ストラテジーを使いこなさなくては100点突破は難しいと言われるテストです。
それもそのはず。
100点取れてしまったら、世界でも有名なマサチューセッツ工科大学・UCLA・スタンフォード・コロンビア大学等超名門に入れてしまうレベルなんですから。
世界的な活躍が約束される名門大学に入るには、人並みの努力では100点獲得は非常に難しいということになります。
一般的に、日本に在住している日本人の目指す現実的な100点の内訳は、Reading 27、Listening 27、Speaking 21、Writing 25と言われています。
やはりReading・Listeningで点数を稼ぎ、苦手なアウトプットのスコアアップには時間を要するということでしょうか。
ただ、なぜこのような内訳を目指すかにも理由があります!
それはまた後ほどの項目でお伝えします。
序盤から厳しい現実をお伝えしてしまいましたが、決して、100点を目指すことを否定している訳ではありません!
突破するための方法・手段・戦略は必ずあります。
それだけ高い壁に挑戦しようとされていることを先にご理解頂きたいのです。そのため、無駄に時間を浪費するように闇雲に勉強するのではなく、戦略的に勉強しましょう。
TOEFL100点が必要な大学・大学院を知ろう
まず、あなたが100点を目指す目的はなんですか?
明確な方は問題ないですが、目的が曖昧なまま100点を目指すのは、挫折する可能性が高く危険です。
「明確ではないかも・・・」と思った方は、自分は「どこの大学・大学院に入り、どのような分野の勉強をしていきたいのか」という目標を明確にすることをおすすめします。
以下にアメリカ大学の入学条件、必要TOEFLスコアを掲載しておりますので、参考にしてください。
マサチューセッツ工科大学
MIT/Massachusetts Institute of Technology
MIT TOEFL IBT 90 minimum; 100 recommended
MIT Graduate Mechanical Engineering : TOEFL iBT 100
MIT Graduate EECS : TOEFL iBT 100
MIT graduate Economics : TOEFL minimum iBT 100
スタンフォード大学
Stanford University
Stanford Graduate Economics : TOEFL iBT 100
Stanford Business School : TOEFL iBT 100
As per EE department: if your TOEFL is lower than min. The requirement you can still apply if you are admitted you might have to take English courses.
カリフォルニア大学ロサンゼルス校
UCLA/University of California, Los Angeles
Graduate school : TOEFL iBT 87
Undergraduate school : TOEFL iBT 100
EE – Graduate program : TOEFL iBT 87
テキサス大学オースティン校
The University of Texas at Austin
TOEFL : TOEFL iBT 79 (School of Information)
Graduate School : TOEFL iBT 79
School of Journalism : TOEFL iBT Minimum 79 , Preferred 85, Average 105.
Mechanical Engg. (graduate program) TOEFL iBT Minimum 79.
コロンビア大学
Columbia University
Undergraduate admissions : TOEFL iBT 100.
School of Arts : Minimum TOEFL iBT100
Graduate (CS) : TOEFL iBT 101
Graduate (law school): Minimum TOEFL iBT 105
フロリダ大学
University of Florida
Warrington School of Business: TOEFL iBT 80
Department of Computer & Information Science & Engineering : TOEFL iBT 80
ノースカロライナ州立大学
NCSU/North Carolina State University
Undergraduate : TOEFL iBT 85
Graduate : TOEFL iBT 80
Graduate ECE : TOEFL iBT 90
Rutgers : TOEFL iBT 79
College of Nursing/Pharmacy : TOEFL iBT 100
アリゾナ州立大学
ASU/Arizona State University
Graduate school : TOEFL iBT 80
Carey School of Business : TOEFL iBT 80
School of Molecular Sciences : TOEFL iBT 100
Engineering(graduate) : TOEFL iBT 80
アイオワ州立大学
Iowa State University
Undergraduate : TOEFL iBT 71
Graduate : TOEFL iBT 81
Graduate Mechanical Engineering : TOEFL iBT 79
学科によって様々ですが、100点以下の大学であっても高いスコアを保持することで、選択肢の幅は間違いなく広がります。
「100点を取ってから行きたい大学を考える」よりも「ここの大学に行くためにTOEFL100点を獲得しよう」のモチベーションに変えて勉強にのぞみましょう!
100点を獲得するため各パートの攻略法
TOEFLは4技能・各パート30点満点のテストです。
最低限、それぞれのパート20点以上を獲得しないと100点を目指すことは不可能でしょう。
冒頭でもお伝えしたように、日本人がターゲットとしやすい4技能それぞれの内訳はReading 27、Listening 27、Speaking 21、Writing 25です。
それぞれどのような対策をするのが戦略的なのかを、パート別に見てみましょう。
リーディング
日本での大学受験等を経験された方にとっては、一番得意とされる分野かもしれません。
ただ20点オーバーを目指すためには、圧倒的な語彙力が必須となってきます。20点までは、なんとなく問題文と似ている選択肢を選んでいれば、そこそこのスコアに繋がります。
しかし、TOEFLの4択問題では多くの場合1問の正解とともにもう1問ひっかけの回答が存在しています。このひっかけ問題ににひっかからないためには確実な単語力が必要となってきます。
出題されるトピックスもTOEIC、英検、GMAT、IELTSと比べても一番幅広いでしょう。生物・天文学・地学・アメリカ歴史・科学等、約23分野と言われるあらゆるトピックスに対応できる語彙力をつけましょう。
ちなみに弊社で使っている単語帳は韓国より取り寄せているものになります。おおよそ1800語が入っており、かなり上級向けの単語帳です。
ここにある単語だけをひたすらやっている子は90点オーバーを確実に取れています。
(イングリッシュイノベーションズの生徒の皆さまが実証済み!)
それ以外の専門用語は、あらゆるトピックスのリーディングを読み漁り、知らない単語に触れ、覚えていく作業が必須です。
リスニング
リスニングでは、単純な聞き取りだけでなく、会話や講義の雰囲気から話者の意図を読み取って答えなくてはならない問題が多く存在します。
リーディングでは求められないイディオムの知識や、会話ならではの口語表現・言い回しを会得していくことで、リスニングの全体的なスコアアップに繋がります。
リスニング27点を目指す上では、確実にネイティブスピーカーの言っていることを理解する必要があります。それは、知っている単語の数に左右されるのはもちろんですが、ネイティブスピーカーの速さ・発音に日頃聞きなれているかが大きなポイントです。
英語の環境ではない方ほど、リスニングの対策はしにくいですが、ニュース・YouTube・海外ドラマなど、まずは自分の興味のある範囲からでいいので、ネイティブの発音と速さに慣れましょう。普段みているものでヒアリングになれたら、次にTOEFLの問題などを2倍速・3倍速で聞くようなトレーニングも効果的です。
普段の練習に負荷をかけ、本番のテストでは余裕を持てるくらいの準備をしましょう。
スピーキング
スピーキングは、単純な英語でのスピーキング力だけでなく、頭の回転の速さや柔軟さがものをいうセクションとなっています。
突然出された議題に対し、15秒で考えをまとめ、60秒で複数の理由を含む意見を述べなければなりません。決められた時間内で、論理的な意見を英語を用いながらスムーズに話せない限り高得点は望めません。自らの意見を満足に伝えるために、十分な語彙を用いながらテンポよく英語を話すことが必要となります。
日本人は意見をまとめることが出来ても、流量さ・口語表現・イディオムを使ったアウトプットが苦手な方が圧倒的に多いです。日本で育った日本人の方からすると、英語の発音の問題もかなり根深くつきまといます。
スピーキングセクションのストラテジーを理解して定型文を話すことができるようになったら、ネイティブ講師からのフィードバックをもらい、細かいニュアンスや言い回し、文法の指摘をしてもらう環境は必須となるでしょう。数をこなして口を慣らすことは、非常に重要なポイントとなることは間違いありません。自分の受け答えは、自分の納得するまでスムーズに答えられるように何度も繰り返し練習、録音器具で自分のクセをチェックすることも有効です。
60秒間の中で一切の無駄な時間がないよう、単語・イディオムなどの表現力を駆使して、正しい文法で流暢に話せるようにするのは、それまでスピーキングの機会がなかった日本人からしてみると、かなり難しいことです。
スピーキング・ライティングの独学は日本人からすると苦手とされる分野なので、トレーニングができる環境の確保を行いましょう。もしどうしても独学での勉強を選びたい場合は、ネイティブスピーカーが話すことをコピーして声に出して練習することが有効です。
ただ独自の方法で練習することは、へんな癖がつくと、矯正がどんどん難しくなるため、くれぐれも気をつけてください。たまにオンラインなどでも良いので、ネイティブスピーカーにチェックしてもらうと良いと思います。
ライティング
ライティングは小規模のエッセイを英語で書くという感覚が近いです。
エッセイを書く場合、書いている内容がどんなに素晴らしくても、書き方がシンプルすぎると高得点には繋がりません。
例えば、first. second, thirdといった非常にシンプルな言葉を用いて論理展開していくと全体的に幼稚な仕上がりに見えてしまいます。また、このような非常にはっきりとした接続詞を使うことで、段落ごと、もしくは内容ごとにぶつ切りの印象を採点者に与えてしまう可能性があり、スコアが伸びにくい原因にもなります。
エッセイ一つを、流れの良いスムーズな仕上がりにする技術を身に着けることで、大幅なスコアアップが望めます。
On the other hand, Moreover, Not only that, but alsoなどの接続詞や副詞を、日頃からあらゆる文献に目を通し、真似してみましょう。使いこなせる接続詞のバリエーションを増やすことが重要になります。
また、スピーキングと同じく細かいニュアンスを含め、ネイティブスピーカーに添削してもらうことは必須です。90点以上のハイスコアを目指す方は1度の添削では絶対に変わりません。少なくとも3回、多くて5回添削し、ネイティブスピーカーと一緒によりグレードの高いエッセイを作成するような気持ちで対策していくことが実際のライティングでも、自然にあらゆる表現を駆使できるスキルにと繋がることは間違いありません。
どれくらいの勉強時間が必要?
戦略が理解できたとしても、それぞれの環境の中で、どのくらい勉強に時間をかけるかはさまざまです。
ただ100点を実際に目指している人は、TOEFLの難しさも分かっているだけに生半可な気持ちで勉強にとりかかろうとしている人は少ないでしょう。
具体的な勉強時間はもちろん人によりますが、100点を突破するためには、いわゆるテスト勉強のような、机に向かった勉強はもちろんのこと、そのうえで日常生活に近い形で英語に触れていくことが大切です。例えば、洋画を英語で見たり、海外のYouTube、ブログを見ることでリスニングで出てくるイディオムや、話者の意図の読みとりに挑戦したりして、工夫をしてみましょう。
時間をかけて戦略を理解し、効率よくアウトプットを重ねていけば、スピーキングにはネイティブに近い話し方をすることが可能になりますし、ライティングも洋書を読んでいれば、エッセイで使える話の展開方法を学ぶことができます。
4技能あるだけにやることは膨大にあるわけですが、上記のようなことを何かしら毎日触れたとして、日頃お仕事をしている社会人の方でも2~3年。今勉強に集中できる環境がある人でも、1年は確実に時間は要すると考えるのが妥当でしょう。
100点を獲得後に広がる選択肢
これだけ難しいとされているTOEFL100点なので、やはり達成できた先には一般の人では入れない環境に属することが出来ます。
まずは、上記に書いてあるように有名大学/大学院への進学が可能となります。
多くの日本人は、TOEFLスコアに悩まされ、コミュニティーカレッジやレベルの低い大学からの編入を考える方が多いですが、100点を先に取得しておくと、早くからアメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリア等、世界中に存在する英語圏の素晴らしい環境でハイレベルな人と切磋琢磨しあうチャンスを手に入れることができます。
TOEFL100点を越えていることへの精神的余裕から、英語以外を公用語としている国への留学も、英語にも不安を感じている方に比べ圧倒的に挑戦しやすくなります。また自分が専門的に勉強したいことに英語圏以外の地域でも挑戦できるという選択肢が広がります。
また、成績優秀者には留学生でも奨学金を支給してくれる高等教育機関も多いため、経済的負担も減らすこともできます。実際にイングリッシュイノベーションズでTOEFLを64点取得した元生徒がすぐにアリゾナ州立大学へ留学し、GPAを3.5以上取得し続けた結果、学費全額免除を勝ち取っています。
大学卒業後にはどんなキャリアを描ける?
現時点で、日本企業でTOEFLのスコアを採用条件で求めるところはまだまだ少ないです。
ただ、上記の通りTOEFL100を取得していることで、世界中の素晴らしい高等教育機関への留学を可能とします。世界の一流企業では、各社独自の大学リストを作っていることも多く、就職に結びつけるためには、そのリスト内の大学を卒業することが条件になっていることもあります。
TOEFLという、世界で認められている英語資格を取得しておくことで、英語そのもののハードルをなくし、自分の夢に向かって世界に羽ばたいていけます。
有名大学でなくても、海外の大学にいくと「就職の選択肢をひろげる」「多用な経験を積む」「人間形成」が養えると思います。
海外で生活することで自立すること、多種多様な世界中の人と関わることで、いままで出会ったことのない価値観・考え方を形成することが出来ます。それは大学卒業後にも活かせる人脈・生き方の糧になることは間違いないでしょう。
勉強をしたことで、あなたの人生がより豊かになり、世界で活躍できる人になれますように。この記事がお役に立てると幸いです。
それでもTOEFL100点を独学で取得するのは、自信がない!
自分で勉強することは想像以上にモチベーションが保ちずらく、成果も出しにくいです。最短でスコアを上げたい方は点数を保証するTOEFLスクール、イングリッシュイノベーションズの体験レッスンにぜひ、参加してみてください。点数保証・レベル分けしたクラスで、皆様のターゲットスコアを達成してもらえるようサポートします。
当校の体験レッスンは学校についての説明ももちろんさせて頂きますが、どのように勉強すればいいか、スコアアップの秘訣についても伝授しています。
体験レッスンは無料。新宿・大阪(梅田)・オンライン校にて行っています。
他の生徒さんへの授業の妨げにならないよう1日でご案内出来る人数は限定されています。必ず事前に予約をしてくださいね。